アニメーターの仕事は、地道な作業の連続。入社してからは、先輩に教えていただきながらトレースがきちんとできるように毎日練習し、OKをいただいてからは実際の作業にも参加させていただいています。テレビアニメ「田中くんはいつもけだるげ」という作品が初めての仕事で、それから、「ハイキュー!!」や「リトルウィッチアカデミア」「名探偵コナン」など様々な作品に携わることができました。自分が紙に描いたものに、色が付き、声が吹き込まれて、アニメーションとなって動き出す!仕上がった映像を見ると、大変だったことも吹き飛びますね。
この仕事はチームワークが大事。スタッフみんなとコミュニケーションを取りながら、協力して仕事を進めていくことの大切さを実感しています。今は、先輩たちのサポート業務が中心なので、毎日の作業を一つひとつ丁寧に手がけて、戦力となれるように頑張っていきたいと思っています。これから常に上を目指すことを忘れずに、演出さんや監督さんに褒められる原画を書けるようになりたいです。
私は、中学時代から自分は何になりたいのだろうと考え、漠然と絵を描く仕事ができたら…と思っていました。今、それが現実になり、とても嬉しいです。専門学校時代は、現役で活躍されているアニメーターの先生に教えていただいたことが自信になりました。これから学ぶ人におすすめしたいのは、受け身ではなく積極的に先生に質問していくこと。そうすることで、技術がどんどん身に付くと思いますよ。がんばってくださいね。
シーステイション株式会社 勤務/アニメーション学科/2016年3月卒/鹿児島県財部高校出身。子どもの頃から絵を描くことが好きで、漠然とそれが仕事になれば…と考えていた。専門学校入学後は、現役のアニメーターの先生から学び自信を身につけ、学校に来ていた求人情報がきっかけで現在勤める会社に応募。入社後は、研修期間を経て様々な作品に参加中。「毎日一つひとつの作業を丁寧に続けることが、今の私のモットーです」と話してくれた。