“昭和医療技術”は、医療で必要なコミュニケーション能力を高めるため対話型授業などを大切にしています。高校時代まで人前で話すのが苦手だったという嶽石さんが「どのように変わったか」お話をお聞きしました。
高校時代は、発言することや目立つことが苦手でした。“昭医”の授業では、一人ひとりが発表する場面やグループワークなど人前で話す機会が多く、自然と自分の考えを人に伝えることへの苦手意識がなくなった気がします。また「全員で国家試験に合格する」という目標のもと、「助け合い」や「相手のことを考える」ことを学び、医療に携わる人間として必要な思いやりやコミュニケーション力が身についたと思います。
入学してすぐの頃は、みんな「発表の場」を恥ずかしがっていました。しかし先生方がどんな場合でも最後までサポートしてくれたので、徐々に誰もが安心して自分の意見を言えるようになりました。また、自分が重ねた努力が正しく評価されるので、恥ずかしさや遠慮はなくなっていきました。気付いたら自分の考えをしっかりと持てるようになり、それを伝えること、人前で発表することに抵抗がなくなっていたのです。
在学中は知識・技術の習得以外に、挨拶から始まる礼儀や接遇の大切さも教わりました。社会に出る前にそれらを身につけられたことで、上司や先輩、同僚と良い関係を築けています。休日には勉強会に参加し新たな知識を取り入れるだけでなく、様々な方と意見交換しています。これは人見知りだった高校時代には考えられないことです。今後も沢山の経験を積み、先輩方のようなプロフェッショナルな医療従事者をめざしていきたいです。