「全員卒業・全員合格」を後輩に叶えて欲しい！！！／昭和医療技術専門学校【スタディサプリ進路】

「全員卒業・全員合格」を後輩に叶えて欲しい！！！

舞岡高等学校

嶋津　翔太

私は、昭和医療技術専門学校を卒業し、臨床検査技師の国家資格を取得した後、母校で教員として働いています。

昭和医療に入学したきっかけは、「全員卒業・全員合格」を掲げていて、私もその一員になりたいと強く思ったからです。実際、１年生の時は自分のことで精一杯で、みんなのことはあまり考えられていなかったというのが現実でした。
しかし、２年生になり、様々な行事を経て、学年としての仲も深まりました。この学年で絶対に進級し、卒業し、国家試験に合格をしたいと、学年全体が強く思うようになりました。しかしそれには勉強という高いハードルをみんなで越える必要がありました。そして目の前で先輩が「全員卒業・全員合格」を成し遂げる姿を見てきて、自分達も連続記録を更新しなくては、と思いました。
その目標に向け、まずは試験結果の良くなかった友人と勉強会を行いました。その結果、友人は40点台から90点台へと大きく点数を伸ばしました。その時に教えるということの面白さと勉強によって成長することの面白さに気付きました。実際、私よりも友人の方が良い点数を取っていて悔しいと思ったほどの成長でした。
この事をきっかけに「全員卒業・全員合格」に向けて学年全体で勉強会を行いたいと思うようになりました。学年１番の女の子を巻き込み、２人で計画をたて、学年全体で勉強会を行うことになりました。高校時代の自分の事を振り返ると、信じられない行動力でした。もちろん当時は様々な意見もあり、反対もされました。私も、当時はそれらの意見に悩んでいましたが、卒業をして臨床検査技師となった同級生から「今だから言えるけど２年生のあの時から勉強会をしてくれていなかったら自分は受かっていなかった」と言われた時はとても嬉しく、今は教員としての励みになっています。
これは、学校の学生・教職員みんなが臨床検査技師に向かっている場所、教職員が一人一人の学生を見てくれている場所、行動をおこすことを許される場所、その様な場所だったからできた事です。

これからは、その場所を作る側になりたい、自分のように昭和医療で、臨床検査技師という夢を叶えることのできる学生を一人でも多くサポートしたいという思いから母校で教員としての道を歩んでいます。
私の時は、「全員卒業・全員合格」を叶える事が出来ずに悔しい想いをしたからこそ、今頑張っている学生には「全員卒業・全員合格」を絶対に叶えて欲しい、その様な強い想いで日々を過ごしています。