こんな先生・教授から学べます
後輩への愛情をもって、調理技術を実践的に指導する先生
調理実習の講師として、日本・西洋・中国料理という3分野の調理技術を指導しています。そのように和・洋・中に製菓を加えた幅広い技術を学べることが本校の特色。各料理独自の文化や調理法などを尊重しながらも、それぞれの良いところを他分野の調理に応用できるため、調理技術の幅を広げられます。その一例として挙げられるのが、中国料理の「上漿（シャンチャン）」という技術。炒め物をつくる際、事前に肉や魚へ調味料、玉子などを揉み込んでおくことで、食材がパサつくことなくしっとり仕上がります。このテクニックは和食や洋食でも応用可能で、使い方によって料理の質を高められます。和・洋・中それぞれの分野の基礎技術をしっかり身につけつつ、柔軟な発想で料理と向き合うという姿勢は、将来、調理師になった際に必ず役立ちます。
和・洋・中・製菓の幅広い調理技術を学びながら適性を見極めて、自分に合った進路を見つけてください
一般のお客様に開放している学生レストランで、生徒に調理と接客の技術を実践的に指導
調理現場で求められる実践的な技術を、着実に高まるよう指導することが同校の特色。それを象徴しているのが学生レストランでの実習だ。一般のお客様向けに設けられた学内のレストランで、生徒が中心となって調理から接客までを行っており、清水先生は副料理長として指導している。同施設は調理場全体が見渡せる構造で、立ち居振る舞いのすべてがお客様の目に入る。そうした緊張感がある環境で調理し、接客することが生徒の成長スピードを格段と早めるという。「調理師として活躍するための良い助走になると感じます」
生徒と教員の距離が近いことが同校の特長。授業でわからないことを、気軽に質問できる雰囲気がある
大好きな母校で、愛情をもって調理技術を指導しています
本校卒業生である私は、大好きな母校で調理師を育成するという道を選びました。可愛い後輩だからこそ、現場で通用する技術が身につくよう、時には厳しい指導もします。それが後輩に対する真の愛情だと考えています。
「本校は生徒と教員、そして生徒同士の仲が良く、温かみのある学校です。ぜひ見学に来てみてください」
清水 彩先生 ※掲載内容は取材時点のものです。
専門：調理技術
新宿調理師専門学校卒業後、同校に実習助手として就職。現在は実習講師（日本・西洋・中国）を務める一方、校舎内の学生レストランの副料理長として活躍中。調理技術を高めることはもちろん、礼儀やマナーなどの人間教育を徹底するという同校の教育方針に則り、愛情に裏打ちされた“凛とした指導”を行うことが信条。「大切な生徒たちが卒業後すぐ活躍できるよう、現場を見据えた授業を行っています」
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
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