
嬉しそうにパンを選ぶお客様の笑顔がやりがいに
パンは、同じ配合でも天候や気温によって生地の状態や“表情”が変わる奥が深いもの。だからこそ、思い通りに焼き上がった時には素直に嬉しいです。特にフランスパンのようにシンプルなものほど難しく、学生時代に自主練習に励んでいました。今の現場で自主練した工程をスムーズに実践できた時、先輩方に「すごいね」と言ってもらえた時には、自分の努力が形になったというやりがいを感じられますね。また、焼きたてのパンを品出しする際には、お客様が笑顔で「これください」と声をかけてくださることがあるんです。パンを通して誰かの一日をちょっと幸せにできることが、この仕事の何よりの喜びだと思っています。
もともとお菓子作りが好きで、高校2年生の頃にパンに興味が広がり、福岡ビジョナリーアーツの製パン専攻を知りました。高校時代に参加したオープンキャンパスで、実際に生地の触り方など専門的なことから教えてもらえて楽しかったこと、授業の80%が実践授業で、ほかの専攻の授業も履修できる選択授業があることに惹かれました。そしてこのお店と出会ったのは、専門学校時代の「フードリサーチ」という、福岡市内にある人気のお店や商品を分析する授業がきっかけです。他店舗とは違うこだわりに驚きと感動を覚えてインターンシップへ行きました。先輩方も優しく、約9名で1日1,000個以上のパンを焼き上げるほどチームワークは抜群です。

パンの成形から発酵、焼き上げまでを担当しています
学校では、パン職人に必要な“感覚”に加え、失敗した時には“理由”を、理論的に納得できるまで教えてもらいました。実践がメインではありましたが、時には本を開いて一緒に調べてくれ、今も「あの時教えてくださったのは、このことか」と答え合わせをしながら働いています。また、販売実習ではメニュー開発から原価の計算、当日の動きまで自分たちで考える貴重な体験ができました。就職後に新商品の提案ができる機会があったのですが、この経験をもとに、「福岡は海外の人が多いから、日本らしい魅力を知ってもらおう」といった、ターゲットから自分で考えて提案。上長からお褒めの言葉をいただけて、とても嬉しかったのを覚えています。

いろんな店舗で働いて、もっとパンのことを知りたい

BOUL' ANGE 福岡大博多ビル店/フードクリエイト学科 製パン専攻/2025年卒/入社後すぐに新商品の提案に参加するなど、即戦力として活躍する三善さん。パンの魅力にハマり、学生時代は自主練習を繰り返していたそうで「有名ホテルでパン作りをしていた先生のアドバイスはもちろん、選択授業で『製菓』と『カフェ』について学べたことで、プリンやドーナツ、調理パンなど、様々なメニューに素早く対応できました」と笑顔。そんな彼女の目標は2つ。1つは自分が学生時代にしてもらったように、後輩にも根拠のあるパン作りの指導を行うこと。2つ目はいろんな県にある店舗で働き、引き出しを増やすこと。奥深いパンの世界への挑戦は続いていきます。
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