公立大学/東京

東京都立大学

トウキョウトリツダイガク

東京都立大学のオープンキャンパス

印刷博物館 印刷の日本史

開催日時
  • 2024年
    10月
    5日
    (土)
    10:30~12:00
  • 10月
    19日
    (土)
    10:30~12:00
内容
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7484

日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ
印刷博物館 

2021年春期より「日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ」講座を実施しています。北海道から沖縄まで、日本全国の魅力ある個性的なミュージアムの学芸員や研究員が講師を担当し、コレクションや企画展について解説します。今期はオープンユニバーシティからほど近い文京区の「印刷博物館」です。座学と博物館での見学・体験を通して、江戸時代の出版文化など印刷の日本史を学んでいただきます。近年リニューアルした常設展は見ごたえ充分です。この機会にぜひご受講ください。

印刷博物館は、運営母体であるTOPPANホールディングス株式会社の創立100周年記念事業の一環として、2000年10月に開館しました。印刷をテーマとした専門博物館では、国内最大規模です。印刷が人々の生活や文化に果たした役割を、展示や教育普及の活動を通じて広く公開してきました。
2020年には開館20周年を記念し、大規模なリニューアルを行いました。常設展は「印刷の日本史」、「印刷の世界史」、「印刷×技術」という3つのコーナーから成り立っています。
歴史をひも解けば、印刷の力が各所に作用していることが見て取れます。「印刷の日本史」では、現代にいたる1200年もの歴史を18のテーマに分け、時系列に沿って展示しています。現存する世界最古の印刷物である「百万塔陀羅尼」が誕生した奈良時代、庶民文化の成熟に伴い、版本や浮世絵など多様な印刷物が登場した江戸時代、西洋由来の印刷技術によって、政治体制や産業の近代化をもたらした明治時代など、社会や文化の進展に関わった印刷の姿をご覧いただけます。
また、当館では「印刷工房」を中心に、活版印刷の保存、継承、研究を行っています。デジタル化の進展により、技術の担い手である人、活字や印刷機などのモノが失われつつあります。これらを次世代へ継承するべく、日々技術の習得や研究を行い、ワークショップを通じて参加者に伝える役割も担っています。
印刷博物館は、印刷技術の過去、現在、未来をつなぐ架け橋として、その重要性を伝え続けていきます。本講座を通じて、印刷文化の豊かさに触れるきっかけとなれば幸いです。

本や新聞、ポスターなど、印刷は情報媒体として身近な存在であるが故に、その歴史を意識することは少ないのかもしれません。本講座では、徳川家康といった歴史的人物と印刷の関りなど、社会や文化の形成に関わった印刷の姿を講演、展示見学やワークショップを通じて紹介します。

【開催場所】
●第1回:飯田橋キャンパス
●第2回:印刷博物館

 講師:印刷博物館 主席学芸員 緒方 宏大
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開催場所
飯田橋キャンパス
東京都千代田区飯田橋3-5-1
参加方法
要予約
事前申込制(Web申込可) ※高校生の参加は無料です。
お問合せ
オープンユニバーシティ企画運営係
TEL:03-3288-1050
※イベント情報は各学校から入稿いただいた内容、または各学校が公表した内容を掲載していますので、詳細は各学校にお問い合わせください。

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