公立大学/東京

東京都立大学

トウキョウトリツダイガク

東京都立大学のオープンキャンパス

日本の伝統工芸 漆の力 漆工芸の魅力と可能性

開催日時
  • 2024年
    11月
    25日
    (月)
    18:30~20:00
  • 12月
    2日
    (月)
    18:30~20:00
  • 12月
    9日
    (月)
    18:30~20:00
  • 12月
    16日
    (月)
    18:30~20:00
内容
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7480
※本講座はオンライン講座でライブ+見逃し配信で7日間何度でも視聴可。

東京都立大学オープンユニバーシティはオンラインスペシャル講座を開講しています。オンラインならではの特性を活かし、全国のさまざまな研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は、日本の伝統工芸である「漆工芸」を取り上げ、その魅力と可能性について考えます。文字どおり漆工芸は「漆」を原材料とした工芸です。漆が活用されるようになった歴史や文化的背景などを紹介します。

今年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、輪島市の伝統産業で国の重要無形文化財に指定されている「輪島塗」の工房や店舗も大きな被害を受けました。職人たちをはじめ、「輪島塗」に関わる多くの方々が「輪島塗」の生産に向けて懸命な努力を続けています。
漆器とは漆を何層も塗り重ねて作る工芸品を指し、食器はもちろん、漆が塗られた工芸品全般が「漆器」と呼ばれます。歴史的にアジアを中心とした国々において、日用品から精巧な装飾が施された美術工芸品まで作られました。「輪島塗」は日本三大漆器の一つと称されています。
本講座では「輪島塗」を含む日本の漆文化を3つの時間軸、すなわち「古代」、「中・近世」、「現代・未来」で取り上げ、日本の漆工芸とその成立の歴史的・文化的背景や、漆工芸の現代の姿とそれを取り巻く環境、漆工芸の未来へ向けての展望を考えます。
講師として山田昌久氏(東京都立大学名誉教授)、北野信彦氏(龍谷大学教授)、田中信行氏(金沢美術工芸大学教授)の3名の専門家が登壇し、それぞれ古代、中・近世、現代・未来の「漆工芸」の魅力を紹介します。
本講座が受講生のみなさまにとって、縄文時代にまで遡る長い伝統を持ちながら、今なお人々の心を揺さぶる「漆工芸」について学び、真摯に向き合い、日本文化とは何かを考え、心で感じる機会となることを願います。

●第1回:【古代】 北陸・能登の遺跡から知る漆の技術 東京都立大学 名誉教授 山田 昌久
●第2回:【中・近世】 漆=URUSHIで読み解くモノづくりの国・日本 龍谷大学 教授 北野 信彦
●第3回:【現代・未来】 漆の力 ―漆表現の過去・現在・未来― 金沢美術工芸大学 教授 田中 信行
●第4回:【古代】 北陸・能登の遺跡から知る漆の技術 東京都立大学 名誉教授 山田 昌久

講座ナビゲーター:東京都立大学 大学教育センター 准教授 小石 絵美
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参加方法
要予約
事前申込制(Web申込可) ※高校生の参加は無料です。
お問合せ
オープンユニバーシティ企画運営係
TEL:03-3288-1050
※イベント情報は各学校から入稿いただいた内容、または各学校が公表した内容を掲載していますので、詳細は各学校にお問い合わせください。

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