公立大学/東京

トウキョウトリツダイガク

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私たちの暮らしの中の「ダイバーシティ」

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開催日時
  • 2024年
    7月
    27日
    (土)
    11:00~12:30
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7471
※本講座はオンライン講座でライブ+見逃し配信で7日間何度でも視聴可。

プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。

「多様性」を意味する「ダイバーシティ(diversity)」という言葉。日本においては、経済産業省が「ダイバーシティ経営」を提唱し、特に企業経営や組織運営の場面で重要なキーワードとなっています。近年では、「包摂」を意味する「インクルージョン(inclusion)」、「公平」を意味する「エクイティ(equity)」とひとまとまりの概念として捉えられ、「さまざまな違いを持った人々が排除されることなく相互に尊重され、その能力を発揮できるよう公平な環境が整えられること」と理解されるようになっています。
この考え方に基づき、性別や年齢、人種、国籍、宗教や信仰、障がいの有無、多様な性のあり方など、さまざまな背景を持った人たちが、その能力を発揮できるような環境作りに取り組む企業や組織が増えています。
こうしたダイバーシティの理念は、企業活動以外の場面でも重要と考えられます。特に、教育機関においては、所属するすべての人々が等しく学ぶ機会を得られるように環境を整えることは、必須の義務と言っても過言ではないでしょう。スポーツの場面においても、例えば障がい者スポーツや、LGBTQの当事者のスポーツ参加など、ダイバーシティの理念が必要な場面は数多くあります。そう考えると、ダイバーシティという理念は、私たちの暮らしのあらゆる場面で重要な意味を持つと言えるでしょう。
ダイバーシティとは、決して一部の属性の人たちを優遇するものではなく、誰にとっても暮らしやすい社会を作るためのキーワードです。そうした視点から、「ダイバーシティ」という考え方と、それを実現するためのアクションについて、具体的な事例を交えながらお話していきます。

講師:東京都立大学 ダイバーシティ推進室 特任研究員 藤山 新

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