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先住民族と自然環境

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開催日時
  • 2026年
    5月
    28日
    (木)
    18:30~20:00
高校生のための 大学授業体験シリーズ

先住民族と自然環境
ニュージーランド・マオリの事例から

当講座は、東京都立大学の教員による高校生のための講座です。大学で研究・教育に携わる教員が、対面形式で講義します。文系・理系を問わず、ジャンルは多岐に渡りますので、興味ある講座を積極的に受講してみてください。


世界各地には先住民族と呼ばれる人々が暮らしています。日本でも、アイヌが先住民族として法的に認められたことは、いまや広く知られるようになりました。一方で、先住民族を自分たちとは無関係な「特別な他者」として捉えたり、観光やポップ・カルチャーといった限られた文脈の中でのみ、その存在を認めたりする傾向が根強くあります。ここで重要なのは、各地の先住民族は、マジョリティ社会のなかで自明とされてきた歴史や制度、世界観や思想を、しばしば根底から問い直そうとしている点です。したがって、先住民族について学ぶことは、私たち自身の社会のあり方を見つめ直すことでもあります。
本授業ではこのような視点に立ったうえで、講師が社会・文化人類学者として研究を進めてきた、ニュージーランドの先住民族マオリに焦点を当て、マオリと自然環境との固有の関係性について、みていきたいと思います。まず、創世神話を核とする世界観の特徴を捉えます。そのうえで、現代の具体的な社会問題、例えば自然環境の保全や遺伝子組み換えといった局面において、マオリがそのような世界観に基づき、どのような主張や実践を展開しているのかを紹介します。
これらを踏まえて、人間の活動が地球全体に影響を及ぼす「人新世」と呼ばれる時代において、先住民族の存在が意味するところを改めて考えていきましょう。

先住民族と自然環境/東京都立大学(公立大学/東京)のオープンキャンパス

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