スポーツでケガをして試合に出場できなかったり、痛みによって体が思うように動かせなかったりするとつらいですよね。私自身も経験があるのですが、そんな時に助けてくれたのが柔道整復師の先生でした。「自分の手」を使って施術を行い、体だけでなく心まで安心させてくれるこの仕事はとても格好良いと思います。
知識や技術が大切なのはもちろんですが、困っている人を助けたいという気持ちや人柄も重要です。これから柔道整復師を目指す皆さんに対しても、人間的な部分で成長してほしいと思いながら日々指導をしています。当たり前のことを当たり前にできる、その上で技術や知識を身につけてほしいです。医療の勉強はとても難しいと感じるかもしれませんが、専門用語などはかみ砕き、誰にでも分かりやすくを心がけているので、安心して学んで下さい!
先生の担当する「臨床柔道整復学」では、内科系の病気なども含めて教えています。ケガや病気について学ぶには体の仕組みや構造を理解する必要があるため、「なるべく分かりやすい言葉やたとえを使い授業を進めています」と小関先生。着実に知識を身につけられるよう、資料を配布し、穴埋め問題を解きながら授業は進みます。医療の知識はさまざまな部分に繋がる基礎。一つが分かると次々に理解が深まるのが魅力です。その楽しさを実感できるよう、科目の枠を超えた幅広い知識を教えてくれる先生の「楽しい授業」は学生たちにも好評です。
医療の国家資格を取得し、スポーツ選手を支えるプロを育成する本校。スポーツ現場での実習が充実していて、学生のうちから経験を積むことができますよ。将来出会う患者さんのために、一緒に頑張っていきましょう!
専門科目:解剖学、生理学、一般臨床医学 略歴:東京メディカル・スポーツ専門学校を卒業後、接骨院に2年間勤務。ケガに対する施術やトレーナー活動を行う。同時に母校である本校の非常勤講師として国家試験対策講座を担当。2013年より専任教員として教鞭をとる。後輩の国家資格取得をサポートするため、一人ひとりに寄り添った指導を心がけ「分かるようになる、出来るようになる」が楽しいと思える授業を展開している。