東京・品川区にあるパーソナルトレーニングジムでトレーナーをしています。現在勤務しているのはできたばかりの新店舗ですが、異動前からのお客様も通ってくださっていて、下は小学生から上は80代までたくさんの方の健康づくりをサポートしています。お客様と接していてうれしいのは、「痛みがなくなった」「サイズダウンできた」などトレーニングの成果が出て達成感を共有できる瞬間です。以前、60代のお客様がトレーニングをして腰痛や股関節の痛みがなくなり、お好きだったテニスが再びできるようになったときは、本当にうれしかったです。トレーナーは「お客様の人生に喜びを与えられる仕事なんだ」と、一層やりがいを感じました。
中学・高校とバスケットに打ち込んでいて、捻挫や脱臼をするたびに接骨院に通っていました。そこから柔道整復師やスポーツトレーナーの仕事ぶりに興味を持つようになり、東京柔専に入学しました。卒業前に柔道整復師<国>を取得して、卒業後は接骨院に就職しました。その時、1日に100人近くの患者さんをケアする中で、「痛みが出てから治療するのでなく、痛みが出ないように日常生活から変えていくことが大切だ」と考えるようになり、体づくりからサポートするトレーナーに転職しました。日々、自ら新たに学ぶことはもちろん、会社の研修会に参加したり、同僚と情報交換をするなど、新たな知識を身につけることを大切にしています。
東京柔専に進学を決めたのは、柔道整復師<国>の合格率がとても高かったから。「ここで学べば夢が叶う」と心強く感じました。私は午後2時~5時までの昼間部だったので、空いた時間は実習に行ったり、国試対策の勉強に取り組んでいました。またトレーナー活動として少年野球のクラブチームのお手伝いをして、野球肘などの実際の症例を見せていただいたことも。教科書だけでなく、じかに症例を見られたことはとても勉強になりました。授業は1日3時間と短く、クラスメートと過ごせる時間は限られますが、球技大会や柔道大会など絆を深める校内イベントも多く、思い出に残っています。卒業後も親しい仲間がたくさんいるのは嬉しいことですね。
株式会社Be ambitious 勤務/柔整トレーナーコース・午後/2021年卒/中学・高校時代はバスケットボールに打ち込んでいた佐藤さん。自身がケガをした際の経験から、「自分がケガをしている人を支えられるようになりたい」と柔道整復師の道へ。2021年に東京柔道整復専門学校を卒業後、接骨院に就職。多くの患者に向き合う中で、「より生活に即し、予防的な面からもサポートしたい」という思いからパーソナルトレーナーに転進し、トレーニングジムの運営などを行う現在の株式会社Be ambitiousに転職。現在はパーソナルトレーナーとして、健康な身体づくりと楽しく運動習慣をつけるためのサポートを行っている。