
私の研究テーマは「持続可能な観光と地域創生」です。多くの国において人々が自由に観光を楽しむことのできる現代は、オーバーツーリズムをはじめとした様々な課題を抱えています。それらの課題の中でも、私は特に「アクセシブルツーリズム(すべての人が障がいや年齢、身体的条件にとらわれず、快適に観光や旅行を楽しめる環境づくりと取り組み)」に強い関心を寄せており、“誰一人取り残さない観光都市の実現”を目標として研究に取り組んでいます。年齢や身体的制約にとらわれず、誰もが不自由なく快適に、かつ安全に観光を楽しみ、人生における活力や喜びを得られる環境を実現することは、これからの世界で求められる「持続可能な観光」の第一歩。これまでの知見や人脈も活用し、学生とともに広く深く探究していきたいと考えています。

現地調査を通して、観光地における課題をハード・ソフトの両面から分析。改善策の提言につなげます
豊富な実務経験を活かし、空港における旅客サービスやグランドハンドリング、障がいのある方や高齢者のサポートなど、現場で求められる接遇や安全意識、周りと協調し飛行機の安定的な運用を支える大切さを指導するとともに、地域の文化や自然を守り、地域経済の活性化や住民の誇りの醸成につながる観光の意義を伝えています。ゼミではアクセシブルツーリズムをテーマに現地調査を主とした研究活動を実施。国際学会での成果発表や海外の研究者・実務家との交流を通じ、国際的な視点で観光を考える力や調査・分析・発表の実践力を養います。

アクティブラーニングを主とした授業を展開。学生の考える力を育み、意見を発することに重点を置いています
観光は社会情勢など様々なことに影響を受けやすい産業です。その中で活躍するために必要なのは、トレンドやニーズを掴み先を見通す力だと私は考えます。いろいろなことに関心をもち、アンテナの感度を高めましょう。

教職を務める一方で、社会福祉士として成年後見人を務める木本先生。広い視野が観光施策の立案にも活きる
専門分野/公共交通(航空)、旅行業
略歴/国内航空グループ企業において旅行商品の仕入れ・企画をはじめ、航空マーケティング、法人営業、路線収支管理、大手企業向け国際線契約の提案、東京国際空港におけるVIPハンドリングなど航空・旅行分野業務に従事。観光を通じた地域創生への強い志向から社内公募により四国ツーリズム創造機構(広域連携DMO)へ出向、地域資源を活用した観光振興や広域連携による地域活性化に熱意を注ぐ。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



