「大学が一番楽しい」と言う理由を分析してみた/大学生ライター
「大学生活が一番楽しい時期だぞ」
両親、親戚、先生、はたまた酔っ払ったオジサンまで。まるで呪文のように聞かされ続けるこの言葉。
高校生の皆さんは、「何が」大学生活を楽しくさせるのか、あまりパッとしないのではないでしょうか。
■「何が」楽しいのか
「何が」大学生活を楽しくさせるのか。友達の人数が増える、やりたい研究(勉強)を追究できる…。確かにそうかもしれません。きっと高校生の皆さんにもある程度そういうイメージがついているはず。
でも、そんなのは建前です!もっと生々しい大学生の本音としての大学生活の楽しさ…。
それは…
「お酒が飲める年齢」になること、「バカなことをやれる」ということ。
この2つなのです!
■「お酒が飲める年齢」お酒は20歳になってから
高校時代は飲めなかった「お酒」。20歳になったら、知らなかった世界が広がっていました。
友人の家で、居酒屋で、お酒を飲みつつ社会を知らない大学生が社会を語る。そして、たまには飲み過ぎて記憶をなくす。記憶をなくして、気がつくと、早稲田大学最寄駅の高田馬場駅前でつぶれて放って置かれていた…。すいません…。(よく見る光景)
そんなバカみたいな一つひとつの「お酒」に関する思い出が、大学生活が最大に楽しくなる要因なのです。
■「バカなことをやれる」最後の期間
バカなことをやれる。これは「好きなことを、大人になったらやれないことを、一生懸命するという意味」で、「自由」と「時間」が腐るほど余る大学生でしかできないことです。
早稲田大学では、約1000人の早稲田生が大人になったらやれないことを、一生懸命するビッグイベントがあります。
その名は、「100キロハイク」!
埼玉県北西部の本庄から大隈講堂のある高田馬場キャンパスまで(総距離107km)、仮装をして1泊2日かけてひたすら歩く。
なんとバカみたいなことを!
でも、これ大人になったらできません(そもそもそんな発想も出ません)。
何が楽しいかわからないけど、実際参加すると楽しい!!
大学生活の楽しさは、無意味でも、バカでも、「好きなことを、大人になったらやれないこと」を、一生懸命やることで輝くのです。
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いかがでしょうか。このページで少しでも、高校生の皆さんに伝わるよう書いてみました。
「お酒が飲める年齢」になり、「バカなことをやれる」。
これが大学生活を楽しくさせるものであり、「極意」かもしれません。