御手洗瑞子さん「気仙沼から、世界に誇れるニット商品を生み育てる。」【社会の挑戦者たち】
世界に存在する社会問題に、様々なアプローチで取り組む大人達がいます。合格したその後も、ぜひ社会を良くするために学び、活躍して欲しいという思いから、社会をより良くするために世界で活躍する社会人の方をご紹介します。
東北の気仙沼を、最高の商品が生まれる場所として世界に広めたい。
東日本大震災後の東北の復興には、被災地の産業が元気になり、経済的に自立できるようになることが課題です。一時的な支援が去ったあとも、ずっと地元に根づいて、続いていく会社をつくりたいと思い、宮城県の沿岸部に位置する気仙沼を拠点として、お客さまに手編みの商品をお届けする株式会社気仙沼ニッティングをはじめました。
東北の気仙沼という地名が、素敵で高品質なニット商品を生み育てる場所として、世界に知られていくようになったらいいなと思っています。
課題に取り組む挑戦者の声
挑戦者からのスペシャルメッセージ
御手洗 瑞子 / みたらい たまこ (28)
株式会社気仙沼ニッティング 代表取締役
1985年東京生まれ。28歳(2014年3月現在)。東京大学経済学部卒。経営コンサルティング会社を経て、ブータンで初代首相フェロー。2012年に気仙沼ニッティングの設立に参画。2013年から代表取締役に。宮城県気仙沼市から高品質の手編みセーターやカーディガンを世界へと届けている。