僕は暗記が大の苦手です…。あっちゃんが編み出した究極の暗記法があれば教えてください!【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト1 僕は暗記が大の苦手です…。あっちゃんが編み出した究極の暗記法があれば教えてください!(no_moreさん・男・高校3年生)

Answer

自分で編み出すしかないね…

オリエンタルラジオ中田敦彦さん

他人の暗記法が自分に合うとは限らない

イメージイラスト2
自分に合った勉強法を探るには、自分を客観的に見つめる“もう一人の自分”をつくることが大事。自分の行動を冷静に分析することで、今まで気づかなかった自身の性質を発見できるはずだ

究極の暗記法か…。これは結論から言うと、自分で見つけるしかないんだよね。記憶の方法は人によって違うから他人のやり方を聞いてもしかたないというか…。

例えばロザンの宇治原さんってものすごくクイズが得意なんだけど、彼は一度聞いたことを忘れないらしい。そういう特別な才能に恵まれた人に暗記のコツを聞いても、「え? 話を一度聞いたら頭に残るやん?」となってしまう。これじゃ、何の参考にもならないよね。

シビアな話だけど物事を覚える能力には個人差があって、同じ暗記法を試しても成果は人それぞれ。当然、人と比べても意味はない。重要なのは、記憶力や記憶の仕方など、キミに与えられた条件の中で一番高い効果を生み出す方法を探っていくことなんだ。

だから、まずは普段やっている暗記法をベースとして、他のやり方と成果を比較してみたらいいんじゃないかな。この作業を続けることで、どんな暗記法が向いているのか、自分の傾向が見えてくると思うよ。

記憶の仕方のクセを発見せよ!

オリラジ中田さんインタビュー
「公式を覚えることも暗記のひとつ。あらゆる勉強は暗記なんです」と中田さん。覚えることが苦手な人は「なぜ苦手なのか」「どこでつまずきやすいのか?」を探ることから始めたい

いろんな暗記法を試すにあたって、まずは市販の参考書から始めてみようという人もいると思う。ただ、有名な参考書に載っているのが良い方法だなんて思わないでほしい。一般向けに開発された暗記法はとっつきやすいものが多いんだけど、だからといって誰もが高い成果を上げられるとは限らないからね。すぐに絞らず、幅広く試してみよう。

いろいろ試す中で、おそらく暗記法の好みが出てくるはず。そうしたら、どれだけ暗記できたかという結果だけを見るのではなく、「なぜ好きか?」「どのへんが嫌いか?」も分析してみよう。好みを探っていくうちに“記憶の仕方のクセ”みたいなものが見えてくると思う。

そのクセをたくさん集めることで、キミの“カルテ”ができ上がっていく。カルテにはどうしたら効率的に記憶できるか、そのヒントがたくさん詰まっているのだから、そこから自分に最適な方法を導き出せばバッチリ! それこそが究極の暗記法だよ!

まとめ

まずは、さまざまな暗記法を試して、自分の暗記のクセを把握すること。そのクセを総合して、自分に最適な暗記法を見いだそう!