琵琶湖だけじゃない! かるたの聖地としても話題の滋賀県大津市【現在はどうなっているの?】

日本史の教科書によく出てくる地名。現在ではどんなスポットになっているのか気になりませんか。今の様子を知れば、さらに理解が深まるかも! 当時と現在の様子やおすすめポイントをご紹介します。

滋賀県といえば、思い浮かびやすいのは日本一大きな琵琶湖でしょうか。しかし、滋賀県は古来より交通の要衝として栄えていた場所。京都以前の都である近江大津宮は、県庁所在地でもある大津市にあったほどです。

今回は滋賀県大津市についてご紹介します。

今回のスポット

住所:滋賀県大津市
人口:約34万人(2016年5月現在)

かるたの聖地・近江神宮

天智天皇が飛鳥から近江大津宮に遷都したのが667年のこと。現在、近江大津宮跡に鎮座するのが近江神宮です。近江神宮といえば、実はかるたの聖地としても有名。

『小倉百人一首』の第1首目の歌を詠んだ天智天皇にちなみ、競技かるたのチャンピオンを決める大会が毎年開催されています。競技かるたを題材にしたマンガ『ちはやふる』(講談社)にも登場し、最近注目を集めています。

世界遺産にも登録された延暦寺

京都と滋賀の県境にある比叡山。比叡山からは、琵琶湖と古都京都の町並みを一望することができます。805年には、伝教大師の最澄が比叡山に延暦寺を創建したことで知られていますね。

比叡山延暦寺は「日本仏教の母山」といわれるほど、日本仏教各宗各派の祖師高僧を輩出しています。1994年にはユネスコ世界文化遺産に登録されました。

日本一速いロープウェイも

現在、大津市でマウンテンリゾートが楽しめるスポットとして人気なのが、びわ湖バレイ。トレッキングや冬にゲレンデが楽しめるほか、日本一速いロープウェイで標高1

大津市は、近江の美しい風景である「近江八景」のうち7つを擁する街でもあります。美しい湖と、比叡山延暦寺をはじめとした旧跡が融合された街並みを考えると、納得かもしれませんね。

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