社会の挑戦者たち 迫 俊亮さん
世界に存在する社会問題に、様々なアプローチで取り組む大人達がいます。合格したその後も、ぜひ社会を良くするために学び、活躍して欲しいという思いから、社会をより良くするために世界で活躍する社会人の方をご紹介します。
プロフィール
迫俊亮と申します。 只今、私はミニット・アジア・パシフィックという会社の代表取締役社長を勤めております。 こちらの会社は「ミスターミニット」という靴修理ですとか、合い鍵の作製を行っていてアジア6カ国で600店舗展開しています。
最近どんな取り組みをしていますか?
私が今取り組んでいることは、問題がある会社を良い会社にすること。社員がやりがいを持って働き、もちろん金銭的にも十分な報酬が得られるような雇用を、日本だけではなく世界中にできる限りたくさん作っていきたいと思っています。
大学時代、社会学者を目指していたのですが、そういった社会を良くするようなことをやりたいと思っていました。それを学問ではなくて、ビジネスでしたいと。
どんな高校時代を送っていましたか?
中高生のときは全く勉強をしませんでした。出来る限り学校は遅刻していくか早く帰る。もしくは、学校行ってもずっと寝てるかのどれかでした。
日本にいたときは自分が勉強できないとか、 可能性が無いと思っていましたが、それは環境次第だなと。自分に合うような環境っていうのは、世界のどこか探せばあるのかなと。
アメリカの学校を選んだきっかけは、 すごい自主性とか創造性を大切にするイメージがあったからです。実際、自分が何を考えているか、自分の頭を使ってどう考えるかというところが非常に求められる環境だったので、私にとってイメージ通りで非常に楽しい環境でした。
学生達へのメッセージ
私は勉強してなかったので勉強してる人のことはわからないのですが、成績が良くないからといって人生が終わるわけではないです。良い大学には入れなかったから人生が終わるわけではないので、是非もっと視野を広げて世界を見て、自分に合う場所、 自分の可能性がもっとも発揮できる場所を探していただければ、今後人生をすごく楽しく過ごせるのではないかというふうに思います。