モチベーション維持にも秘訣あり スタディサプリ一流講師陣推奨!受験勉強やる気アップ法

夏休みもいよいよ終盤。受験生のみなさん、勉強は捗っていますか?よ~し!受験勉強始めるぞ!!!と意気込んだ7月初めのあの気合い、どこかに置き忘れていませんか??ちょっと息切れしてきたかも…って感じいてる人もいるかもしれませんね。夏を超えたってライバルにも自分にも負けられない受験生だからこそ、モチベーションをうまくコントロールして勉強に向き合ってほしい。

そんな想いから、放課後版編集部は長年受験生を応援し続けてきたスタディサプリの一流講師陣に、モチベーションを上手にコントロールして、やる気アップさせる方法を教えてもらいに行ってきました。今回は5人の先生のオムニバスです!自分にあったやる気アップ法、ぜひ見つけてくださいね!

関先生のやる気アップ法「100個用意せよ!」

Q.やる気がなくなったとき、どうやって鼓舞すればいいですか?

3つあります。まず、やる気はなくなるのは当たり前と知る。最初からなくなるんだとわかっていれば、なくなる前に自分なりのやる気をアップさせる方法を用意しておくといい。ちなみに僕は些細なものを含めて100個くらいやる気をアップさせる方法を用意しています。

つぎに、飴と鞭を用意する。大学に受かったらやりたいことリストを作ってノートに列記してみる。もしくは、その逆のリストを作るのでもいい。落ちたらどれだけつらいのかとか。自分にとって鼓舞できる方でいいから用意してみて。そして最後に、志望校に行く。オープンキャンパスもいいけど平日がいい。大学の門の前に立ち、学食でご飯を食べるなり、許可してもらえたら授業を見学させてもらうなりして、そうやって雰囲気を存分に味わってくる。きっと、ここに行きたいという気持ちが漲るはず。

堺先生のやる気アップ法「時間を決めて好きなことやる!」

Q.やる気がなくなったとき、どうやって鼓舞すればいいですか?

勉強中にやる気がなくなるのは、おそらく苦手な勉強をやっているときだと思う。そんな時は、例えば30分だけと時間を決めて好きな科目の勉強をする。僕の場合は数学と物理が好きだったから、その2つの問題を解いて気持ちを切り替えていました。勉強そのものにやる気がでないときは、例えば1時間だけと決めて好きなことをする。例えば好きなテレビ番組があるなら1時間その番組を見る。だらだら見をせず見終わったら切り替えて勉強する。

その2つでもどうしても気が乗らない…そんな時は、今から24時間は勉強しない!と決めて勉強から離れてみる。僕自身も1度試したことがあるけど、僕が勉強していない24時間の間にライバルは勉強しているし、自分も勉強したいと焦る気持ちもあって、24時間後には猛烈に勉強したくなったから。これはちょっと荒療治かもしれませんが、いずれにせよ、大事なのは好きなことをやるときは必ず時間を決めること。時間を決めずにだらだらしなければ、思い切って好きなことをやるのはいいと思いますよ。

岡本先生のやる気アップ法「頑張っている人を見てパワーチャージ!」

Q.やる気がなくなったとき、どうやって鼓舞すればいいですか?

頑張っている人を見る。同条件の人じゃなくてもいいので、何かに頑張っている人を見てください。受験生が周りにいるなら、自分より頑張っている受験生を見る。自宅浪人生で周りに受験生がいないなら、例えばスポーツで頑張っている同年代の人でもいい。とにかく頑張っている人を見る。そうすると、頑張っている人から刺激を受けて、自分も頑張ろうと思えるはず。

私はやる気がなくなることは滅多にないのですが、ちょっとしんどいなって思った時には、頑張っている人を見るようにしています。頑張っている人はたくさんいます。そういう人たちの姿を見ていると、「自分ももっと頑張らなきゃ!」と改めて思えるんです。あとは自分がどうなりたいのかをイメージする。そしてイメージした自分になるために見合うような努力をする。本当になりたいと思うのなら、そうなるための努力は楽しくなりますよ!

山内先生のやる気アップ法「リラックスタイムを毎日作れ!」

Q.やる気がなくなったとき、どうやって鼓舞すればいいですか?

毎日のスケジュールに少しずつリラックスタイムを設けるのをオススメします。どんなに勉強に乗っているときでも、時間を区切って自分の好きなことをするリラックスタイムを設ける。リラックスタイムが週末の1日だけでよい、という人もいるかもしれませんが、平日5日間、休憩なしにずっと走り続けられる人はほとんどいないはず。息切れしないよう、糸が切れないよう、毎日のスケジュールに少しずつ入れるのがいいと思います。リラックスタイム中は勉強のことは全部忘れてしまっていいです。そうしようとすると、逆に心配になって、リラックスタイムが終わったらすぐに勉強に戻れます。

お風呂に入るのがリラックスになるならそれでもいいし、好きな漫画を読むでも、自分の趣味に没頭するでもいい。僕の場合は、毎日ピアノを弾く時間を設けていました。とにかく、苦しくなってからだとなかなか戻ってこれないので、苦しくなる前に気持ちを切り替えるためのリラックスタイムを設けてみてください。

肘井先生のやる気アップ法「先はあえて見ない。今日を生きること!」

Q.やる気がなくなったとき、どうやって鼓舞すればいいですか?

先のことは考えず今日に集中すること、僕はそれが1番だと思います。まだ見えない先のことに目を向けると、落ちたらどうしよう、失敗したらどうしよう、と必ずマイナス思考が入り込んでくる。でも、先のことをいくら考えても誰にもわからないし答えはでない。だから目の前の1日に専念し、今日やれることを精一杯やる。そうやって1日1日を積み重ねることこそ、良い明日、良い未来を引き寄せる。これは最近の僕の考え方でもあります。

僕自身も、今日やるべき目の前の授業や目の前の執筆に専念している。精一杯の日々を積み重ねることで、当初は思いもよらなかった未来が開けてくる。今日に集中すればするほど、やる気が出ないなんて思いがわかなくなる。目の前の今日やると決めたこと、例えば長文の一文を読み切ることに集中する。目の前の一日に集中することで、やる気がなくなる負のスパイラルを打破できますよ。「今日を生きる!」です。

受験生のみなさんへ

いかがでしたか?自分にあったやる気アップ法は見つかりましたか?夏休みもあとわずか。秋からもいいスタートが切れるよう、モチベーションをコントロールして勉強に向かってくださいね!