一般の人や高校生でも大学図書館が利用できるって本当?【ミニコラム】
大学の図書館は大学生だけが利用できると思われがちですが、大学によっては一般の人も、もちろん高校生も利用することができるんです。大学生に混ざって本を手に取ることができるなんて、わくわくしてきませんか?大学の図書館の利用方法をご紹介します。
大学の図書館ってどんなところ?
大学の図書館は蔵書の種類や数が豊富です。専門書も市町村の公立図書館と比べてもかなりそろっていますし、新書もより早く手にすることができます。学生が勉強や研究、レポートなどのために利用する場だけあって、広さやテーブル・椅子などの環境はもちろん、本に関するサービスも充実しています。一般の人が利用できる大学では、学生とまったく同じようにというわけにはいきませんが、一般図書館にはない貴重な資料を手にしながら学習することができます。
大学の図書館はどうやったら利用できるの?
なかなか手に入らない本も見つかりやすい大学の図書館はとても魅力的で是非とも一度は行ってみたいところですね。まずは「一般」または「学外」の人が利用できるかどうかを大学図書館のホームページで確認してみましょう。また、利用する際の手続きも大学によって異なり、当日の手続きを済ませればすぐに利用できる大学もあれば、あらかじめ公共図書館からの紹介状を必要とする大学もあります。あるいは、行ってみたい大学の図書館に閲覧したい資料を特定して照会しておかなければ利用できない場合もありますので注意が必要です。
志望大学の図書館に通ってモチベーションアップをはかろう!
一般に開放している大学の図書館のほとんどが、ただ図書館を利用してみたいという漠然とした理由ではなく、きちんとした目的意識を持って利用することを呼びかけています。ですから、参考書を持ち込んで自習することはできません。しかし、志望大学の図書館に通うことによって周りの大学生の研究している様子や雰囲気を知ることができ、「この大学で勉強したい!」と思うきっかけになるかもしれません。大学生になったらどのような研究をし、どのように過ごしたいかを考える良い機会にもなるでしょう。
利用できる環境は積極的に活用しよう!
大学の図書館で調べてみたいテーマが見つかったら、定められた決まりやマナーを守りながら積極的に利用してみましょう。学習の幅がぐんと広がることでしょう。そのときは学生証など身分証明書となるものを必ず携帯してくださいね。