後悔したくない!大学の学部選びが将来を決めるかも?【ミニコラム】
大学の学部選びは、大学生活や将来の職業に大きく影響しかねません。高校に入学し、理系か文系か選んだときから既に、学部の選択は始まっているのです。今回は、将来を決める大切な学部の選び方についてご紹介します。入学したあとに、「もっと学びたいことがあったのに」と後悔してしまわないようよく考えましょう。
将来やりたいこと、興味があることはなにか
小さい頃「大きくなったら何になりたい?」と聞かれたことがある人は多いでしょう。「サッカー選手」「お花屋さん」「お医者さん」…。漠然とした夢はあっても、「そのためにはなにを学ぶべきか?」が重要です。専門的な職業に就きたいのなら、かなり的は絞られます。「将来のなりたいものがない」という人は自分の興味のあることや好きな教科を思い浮かべてみましょう。興味がある学問が学べる学部であれば、自分の好きなことに対しての知識が深まり、共通の話題で盛り上がれる友だちができるかもしれません。
志望校について調べてみる
「自分の偏差値ではこのくらいの大学かな」と、決めつけている人はいませんか?入試まで少しでも時間があるのなら、もう一度大学と学部を考えなおしてみましょう。同じ学部でも偏差値が違えば授業で学べる内容は違いますし、そこで出会う人も変わってきます。簡単に現状の成績から大学を選ぶのではなく、きちんと目標を持って勉強することが大切です。また、大学の「卒業生の就職データ」も活用してみてください。志望校の学部は専門性が活きた就職先につながっているのか。地場企業に強いのか、それとも大都市圏で就職するのに有利なのか。そこから見えてくるものを読み取れば、自分の将来をより明確化できるかもしれません。
大学の雰囲気や場所を確認しよう
同じ学部でも、大学が違えば雰囲気や施設が違います。学生の雰囲気も変わり、仲間と楽しく授業に参加したいという人が多い大学や、とにかく自分の研究に打ち込みたいという人が多い大学まであります。憧れのサークル活動も、スポーツ、イベント、趣味など大学によって多種多様なサークルが存在します。実際に行ってみると、意外と交通の便がよくなかったり、自由に使える施設が少ない大学もあります。勉強が第一ですが、通うのが苦痛になってしまっては身も蓋もありません。興味のある大学にはオープンキャンパスなどで一度足を運んでみた方がいいでしょう。
学部選びは自分の好きなことや将来の道をイメージして
せっかく大学生になったのに、入ってから「私がやりたかったことと違う」と思ってしまっても遅いです。その大学・学部で培った知識や経験は、就職活動だけでなく人生を豊かにしてくれる鍵となります。学部を選ぶときには、自分の好きなことや興味を分析し、将来の道をイメージしてみましょう。