正直焦る!大学入試の受験勉強っていつから始めるの?【ミニコラム】
大学の受験勉強、早く始めたほうがいいんだろうけど、でも部活も中途半端にやめたくない。高校1年生、2年生の皆さんにとっては気になるところですよね。大学の受験勉強はいつから始めるべきなのか、本当のところをお話しします。
受験勉強はいつから?文系or理系、国立or私立
国公立を受験する場合、受験科目は5教科以上必要な大学が多い傾向です。標準では文系で8科目、理系で7科目となっています。私立の受験は大学によってさまざまですが、3~5教科が必要になるところが多いようです。この事実から単純に考えれば、1.国公立文系 2.国公立理系 3.私立文系・理系と受験科目の多い順に、早く受験勉強を始めなくてはいけないということになります。もちろん、目指す大学の難易度や現在の自分の学力など、合格ラインに達するまでに必要になる勉強量は人それぞれ異なるので、いちがいには言えません。
実際、みんなはいつから受験勉強を始めているの?
大学受験勉強の開始時期で、一番多いのは高校2年の冬なのだとか。冬といえばセンター試験がある時期です。TVでもセンター試験の様子が放送されたりと世間の話題になります。授業でセンター試験の問題プリントを配る高校もあり、そうしたきっかけで「来年は自分たちの番だ」とスイッチが入ることが多いようです。ところで、中高一貫の進学校の中には、中1から大学受験対策が始まる学校もあることを知っていますか? それと比べると、高2からのスタートは決して早いわけではありません。
推薦入学の場合はいつから受験勉強を始めたらいいの?
推薦入学で必要な教科は、学校によってさまざまです。小論文や面接のみで学科試験がない学校から、センター試験で7教科が必要となる学校まで幅広いので、志望する大学の情報を早めに調べておきましょう。本番で学科試験が課せられない場合でも、指定校推薦なら学校内で選抜試験が行われることもあります。また小論文では正しい日本語の知識はもちろん、分かりやすくて論理的な文章を書く力も求められるので、当然文章を書く練習は必要です。面接も学校で練習させてくれるはず。学科試験がなくても、試験の2~3か月前までには対策を講じたほうがいいでしょう。
受験勉強の開始時期は「思い立ったらすぐ」が基本!
実は、受験勉強の開始時期については「早ければ早いほどいい」というのが本当のところです。とりあえず本屋に行って、中を見るだけでいいのでセンター試験の過去問集を手に取ってみましょう。その問題を高3の冬までに解けるようにならなくては、と考えれば、自分はいつから始めるべきなのかが分かると思います。