学校探しをはじめる前に【メタ認知力】UPで自分への思い込みから脱出せよ!

もうすぐ夏休み、そろそろ本腰入れて「出願校を探したい」高3もいれば、進路の課題で学校探しをしなきゃいけない高1・高2のJKDKも多いかも!

※夏休みは学校探し、なJKDK集合~!


そんな夏の学校探しで陥りがちなのが思い込みの罠。

自分ってこうだからと無意識に思い込んで、未来を狭めてしまうあるあるなのです…(こわい!)

実際に、大学・専門学校に通う先輩たちもそんな罠に引っかかって後悔してたっぽい。

というわけで、今回は思い込みから脱出するためのメタ認知力UP術をお伝えするよ。

先輩たちも「思い込みの罠」にハマっていた…!

スタサプ編集部が大学・専門学校に通う先輩たちに「思い込み」をテーマにアンケートを実施した結果、先輩たちも進路に対して思い込みがあったと後悔してることが分かった!

※思い込みの罠、ハマったなあ…(by先輩たち)

思い込みの罠にハマった…!先輩のReal Voice

絶対ここ!と思い込んで、1校しか出願しなかった。今思えばもっと色々探して幅を広げておくべきだった」(法学系・専門学校・男子)

自分にはどうせ無理と思って第一志望を変更。同じくらいの偏差値だった友達はその学校に合格しているのを見てショックだった」(生物系・大学・男子)

「進学後、何気なく受けた他学部の授業がめちゃくちゃ面白かった。高校のときはこの分野に興味があるなんて全く思ってなかったけど、もっと調べておけばよかった」(教育系・大学・女子)

「兄弟が大学進学だったので何の疑問も持たず自分も大学に進学。でも、専門学校に行った友達の話を聞いて、専門学校のほうが自分のやりたいことが出来たかも、と思う」(医療系・大学・女子)

進路の思い込みを捨てるには【メタ認知】を意識しよう

先輩たちも陥った自分はこうだからという思い込みの罠。

そこから脱出するのは難しいけど、今のうちに思い込みから抜け出しておかないと、進学後に後悔してしまう可能性があるのだー!

そんな思い込みから脱出するための一つの手段として紹介したいのがメタ認知です!

メタ認知って?

メタ認知とは認知心理学の用語で、自分の行動・考え方・性格などを別の立場から見て認識する活動(小学館「デジタル大辞泉」)を指す。

ちょっと難しいけど、もう一人の自分とか自分のことを客観的に見ることをイメージするといいかも!

※メタ認知…ってなんぞ???

「メタ認知」を進路探しで活用してみると…

メタ認知を進路探しで活用する際のイメージはこんな感じ。

①「看護系にしか進学したくない」と思っているDKがいるとする。

※俺の進路は看護系一択だせ!!!


この「看護系にしか進学したくないな…」というのが、先輩たちもハマった思い込みの罠なのだ!!

ここで「コレって思い込みでは…?」と思えないと、未来が狭まっちゃう危険性も…。


②そのDKが「自分は『看護系にしか進学したくない』と思っているんだな」と客観的に認識することがメタ認知だ。

※俺の進路は看護系一択だせ!!!って思ってたけど、これって思い込み…?



客観的に認識すると看護系にしか進学したくないと思っているのはなぜかな?というように、自分の思い(思い込み)に「」をつけることができる。

そこからさらに考えを掘り下げていくと、なぜ自分はそう思っているかの理由も見えてくるというわけ。

(※例「看護系に進学したいと思っていたのは、看護師として人のために働いている家族の姿に憧れていたから」など)

つまり、「自分ってこうだから」という考えに対して、客観的に「自分はそう思っているのだな」と考えることで、(でもそれってなんで?)と気づくことができるかもしれないのだ!

メタ認知で思い込みから脱出できる!

そして、「それってなんで」の先でまで考えられると進路探しの幅はもーっと広がる。

これまでの「看護系にしか興味がない」から「看護系というよりも人の命を助ける仕事がしたいのかもと考えたら、「じゃあ薬剤師の仕事はどうだろう?」「理学療法士は?」「救急救命士は?」「医療事務は?」とどんどん可能性が膨らんでいく。

※メタ認知によって可能性が広がっていくかも…!!


また深堀りで関連する分野を調べた結果、「やっぱり自分は看護系の勉強をやってみたい」と再認識することになるかもしれない。

同じ「看護系にしか興味がない」でも、メタ認知的な考え方を挟むことで、理解が深まっている(に違いない!)というわけだ。

選ぶだけ!の「性格タイプ診断」を利用してみるのもGOOD

「自分はこんな人」という思い込みを捨てて、客観的に自分を考えるメタ認知。

とはいえ、自分を客観的に見る、というのは意外と難しいかも…。

そんなときは「私ってどんな人だと思う?」と周りの人の手を借りてみたり、スマホでさくっとできるスタサプ進路オリジナル「高校生のための性格タイプ診断」に頼ったりするのも手かも。

※自分の性格タイプをスマホでさくっと診断してみよう!


ちなみにスタサプ進路の「高校生のための性格タイプ診断」では、選択肢を選んでいくと8タイプに分類されるよ。

直感で回答すると、自分が実は気づいていなかった性格の特徴、好きなことや強みがわかったり、学問の適正も診断できる!

高校生のための性格タイプ診断

\高校生のための/性格タイプ診断
https://shingakunet.com/rnet/s/seikaku/index.html

【スタサプ編集部もやってみました!】

スタサプ編集部N(感性豊かで誠実なサポーター)
「エンターテイナーに憧れているのに何度やってもサポーター…。だけど、悔しいことに診断の内容は結構あたってる!」

スタサプ編集部S(冷静で個性的な理論家)
「集中力高めな理論家、自分では意外な結果だったけど、企画を作る時だいぶ結構没頭しがちなところに合致してる!」
ちなみにスタサプ編集部メンバーも挑戦して見たところ、言われみればそうかも!と思うような発見が結構あったよ。

どうしても俯瞰して自分を見るのは難しいけど、こうしたツールを使うと「自分って実はこうだったのか!」と思い込みの罠から脱出できるかも。

夏休みの学校探しにはメタ認知を意識+ツールを活用して取り組んでみよう!
スタサプ編集部Sも高校生のとき得意科目だからっていう思い込みだけで進路を選んで後悔した先輩の一人。

思い込み=思い入れでもあるけど、そこだけに絞り過ぎちゃうのはもったいない!
(しかも、「やっぱりこっちに興味があるかも!」と思って進学後に方向性を変えるのはちょっと大変…)

でも、JKDKのうちならいくらでも選択肢は広げられるはず!

メタ認知力UPで脱思い込み&可能性を広げていこう。