最新勉強法15選 早慶に合格した先輩が高校生にアドバイス!
「大学入試に向けてそろそろギアを入れたい!」
そんなキミに参考にしてほしい、【暗記力を高める勉強法】【集中力を高める勉強法】【理解力を高める勉強法】【効率を高める勉強法】【やる気を高める勉強法】を厳選して紹介。
この春、早稲田大学、慶應義塾大学に入学したばかりの先輩が、成功した!効果的だった!と感じる勉強法を目的別にアドバイスします!
◇勉強法をアドバイスしてくれた先輩◇
・らんさん(慶應義塾大学・1年)
・さきさん(早稲田大学・1年)
・ゆうきくん(慶應義塾大学・1年)
・ゆうたくん(早稲田大学・1年)
※左から、らんさん(慶應義塾・1年)、さきさん(早稲田・1年)、ゆうきくん(慶應義塾・1年)、ゆうたくん(早稲田・1年)
<<目次>>
【暗記力を高める勉強法】
自分に合った“記憶に残りやすい勉強法”を考えよう
入試に欠かせない「暗記対策」。苦手な人も多いのでは?
限られた時間を有効に使うためには、ただがむしゃらにやるよりも、記憶に定着しやすい自分に合った勉強法をみつけることが大切。
先輩が実践した勉強法を参考にしてみよう。
※【暗記力を高める勉強法】単語帳をスキマ時間にチェック!
単語帳を持ち歩き、スキマ時間にチェック
単語帳を常に持ち歩き、移動中や休み時間など、スキマ時間を活用して取り組みました。
1日5ページずつやるとノルマを決め、勉強不足と感じていた教科を重点的に。
繰り返し習慣的にやることで、自然と知識として身につきました。
声に出して覚える&わからないことはインターネットで検索
古典や化学の暗記に苦労していたので、書いて覚える以外の方法を考えました。
効果があったなと思うのは、“声を出して読む”ことと、“気になった内容をインターネットで検索する”こと。
その事象についてより詳しく解説しているサイトを読むことで、内容が頭に残るようになりました。
【集中力を高める勉強法】
苦手科目との付き合い方が集中力アップのカギ!
苦手科目はモチベーションが上がらず、なかなか集中できずに成果が出ないことも多いもの。
先輩の勉強法アドバイスを見ると、「いつ取り組むか」のタイミングも重要みたい。
また、質の高い勉強をするにはオン・オフのメリハリも大事になるので、意識的にコントロールを。
※【集中力を高める勉強法】眠くなったら15分だけ仮眠しよう
長期休みは時間帯ごとに勉強法を分けて苦手科目を集中特訓
苦手科目の克服には“長期休みを活用する”のがベスト!
私の場合は、昼間に予備校で映像授業を受けて、学んだ内容を翌朝復習。
一番集中できる朝を効果的に使うことで、定着率が高まりました。
高2の春休みに物理、高3の夏休みに化学と、1教科ずつ無理せず取り組んだのもよかったと思います。
眠くなったら15分間だけ仮眠を取る
勉強していて眠くなったら、15分間と決めて机で仮眠をしていました。
眠いままダラダラやるより、少し寝て切り替えることで結果的に効率が高まると思います。
塾の自習室など人目があるところでやっていたので、適度な緊張感があって寝すぎることもありませんでした。
まずは得意科目から進めて自信をつける勉強法
得意な科目からスタートして気分を高め、その流れで苦手な科目にも取り組むようにしていました。
『自分ってけっこういけるぞ』という気持ちになると勉強へのモチベーションが上がり、苦手分野もやってやろうという気持ちになれます。
リラックスできるBGMを流す
YouTubeから、リラックスできるBGMを流すのもおすすめ。
テレビの砂嵐の音、小鳥のさえずりの音、森林の音などが特に集中できました。
【理解力を高める勉強法】
焦りは禁物!急がば回れで、じっくり取り組むのが“吉”
あれこれと手を出さず、まずは1冊の問題集や単語帳をやり切ることを目標にしよう。
全体像を知ることで自分が苦手な分野やミスの傾向もわかるようになり、重点的に勉強すべきポイントが自然と見えてくるはず。
※【理解力を高める勉強法】焦らずじっくり取り組もう
1つの科目や単元に集中して取り組む
『わからないことがたくさんある!』と焦っていろいろと手をつけるよりも、1つの科目や単元を繰り返し深くやるほうがいいと思います。
私がやったのは、問題集を解いて間違った部分にマーカーを引き、24時間以内に必ず復習すること。
苦手な部分を可視化することで、自分のクセや傾向も掴みやすくなりました。
ミスした問題は解き方がわかるまで復習
問題集を解く場合、1回めはとりあえず一通りやり切って、2回めはつまずいた問題だけやるようにしていました。
『なぜ間違えたのか』を意識しながら繰り返し挑戦することで基本となる解き方が身につき、ほかの問題にも応用できるようになりました。
授業をおろそかにせず、ノートもしっかりとる
基本的なことだけど、授業をしっかり聞いて、後で見てわかる形で書き残すことはやっぱり大事。
授業を通して大まかな部分を理解しておけば、わからなかった部分を参考書でフォローしたり先生や友人に聞いたりするだけで、理解がぐんと早まります。
【効率を高める勉強法】
ダンドリ上手が効率アップの近道!想像力も重要なスキルに
見切り発車ではなく、事前にシミュレーションしておくことで物事がスムーズに進むのは勉強も同じ。
大まかにでもいいので、各科目にどれだけの時間を割きたいのかを考えたうえで、自分なりの学習計画を立てることからスタートしよう。
※【効率を高める勉強法】自分なりの勉強計画を立てよう!
長期休み前に全体計画を立てる
長期休みに入る前、無計画に勉強を進めてしまうと科目ごとに偏りが出そうだと思ったので、『この日にはこの科目をやる』というように、ざっくりと全体のスケジュールを立てました。
やり終えたら手帳に勉強時間を記録し、どの教科もバランス良く進められているかをあらためてチェック。
予定どおりいかなかった分は翌朝に持ち越し、必ずやり切るようにしていました。
翌日の進め方を就寝前にイメージ
就寝前、『明日はこれとこれをやろう。これには○時間くらいかかるかな?』と翌日の進め方をイメージするのを日課にしていました。
あらかじめノルマやスケジュールを決めておくと、その日に何をやろうか迷わずに済み、時間を有効に使うことができます。
ノルマをクリアした時の達成感も、次のモチベーションにつながりますよ。
【やる気を高める勉強法】
受験仲間とモチベーションを高め合えば、友情もさらに深まる!
同じ夢や目標をもつ友達とお互い刺激を与え合うことで、「自分も頑張ろう!」とやる気が高まったという声が多数。
短時間でリフレッシュできる息抜きの方法をみつけておくことも、長い受験生活を過ごすのに必要になりそう。
※【やる気を高める勉強法】友達と一緒に勉強するのも効果的
志望校のオリジナルグッズを手に入れる
志望校が同じ友達が買ってきてくれた、志望校のオリジナルグッズ(シャープペンシル・ボールペン・大学構内の木で作られたお守り)でテンションを高めました!
普段から使ったり持ち歩いたりし、シャープペンシルは入試の本番でも使いました。
LINEのビデオ通話を通して、友達と一緒に勉強
自宅で勉強をする時は、志望校が同じ友達とLINEのビデオ通話を繋いで、お互いの勉強姿を見せ合うようにしていました。
『見られている』と意識するとだらけずに集中できたし、『友達も頑張っている』とモチベーションも高まりました!
“勉強管理アプリ”で友達の勉強記録もチェック
高校の友達と一緒に使っていたのが、SNS機能のある“勉強管理アプリ”。
友達の勉強記録を見ることで『自分も頑張ろう』と思えて、やる気アップに効果がありましたね。
就寝前は好きなことをするご褒美タイムに
就寝前の1時間は自分が好きなことをやる時間と決めて、YouTubeでサッカーの試合を見るなどしていました。
その間だけは勉強を忘れて思い切り楽しむことで、『明日も頑張るぞ!』と気持ちを切り替えるのに役立ちました。
先輩たちから後輩へ、勉強法&受験のアドバイス
※先輩たちから後輩へ、勉強法や受験のアドバイス
まずは勉強するモチベーションをみつけよう!
将来の夢でも、大学へのあこがれでも、理由は何でもOK。
受験勉強が辛い時、その気持ちが支えになってくれるはず。
結果が出ず、苦しい期間もあるかもしれませんが、何より大事なのは“最後まであきらめない気持ち”。
『絶対にあの大学に入りたい!』という想いを忘れず、頑張ってください。
受験生活は大変なことも多いですが、そのなかでも勉強を楽しむ工夫ができるといいと思います。
頑張った時間は、のちのちいい思い出にもなりますよ!
焦らず、1つの物事に深く向き合うことが実力アップの近道。
受験勉強も身体が資本なので、よく寝て、ストレスなく健康的に過ごすことも大事だと思います。
まとめ
勉強法のテクニックを身につけるだけでなく、エールを送り合える友達や、自分がリフレッシュできる方法をみつけることも、夢に向かって頑張るために大切なことみたい。
晴れて大学生になった未来の自分の姿をイメージしながら、楽しく、受験生活を乗り切ろう!
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