高校生が旅行したい都道府県第1位! 初めての「東京」の歩き方

みんな、夏休みは家族や友達と旅行に行く? 行くとしたら、どんなところに行ってみたい?

 

全国の高校生416名に「夏休みに国内旅行をするとしたら、47都道府県のどこに行きたい?」と聞いてみたところ、1位は「東京」22.4%という結果になった(2014年6月、リクナビ進学調べ)。

 

というわけで、初めて東京に遊びに行く高校生向けに東京の歩き方を簡単にまとめてみた。

 
 

スマホだけに頼らず地図を見よう

 

初めての東京でまず戸惑うのは、交通機関が複雑すぎること。東京駅ではJRだけでも22線が乗り入れていて「スカイツリーに行くにはどの電車に乗ればいいの~!」など、軽~くパニックになってしまいかねない。

 

けれども、スマホを持っているなら大丈夫。「乗換案内」などのアプリをダウンロードしておこう。

 

高校生が旅行したい都道府県第1位! 初めての「東京」の歩き方

 

とはいっても、効率よく遊ぶためにはやっぱり地図や路線図を見て東京の全体像をつかむのがおすすめ(地図や路線図は、駅に置いてある無料のマップでも十分)。なお、主要な路線では電車は数分おきにやってくるのが当たり前なので、待ち時間はほとんど考慮しなくてOK。それより、駅が広すぎて乗り換えで10分くらい歩くこともあるので注意。

 

そして、地図や路線図は意外な遠回りを避けるためにも欠かせない。例えば、原宿という「エリア」に行きたい場合、JR原宿駅だけでなく、東京メトロ(地下鉄)明治神宮前駅や表参道駅も最寄りとなる。また、JR渋谷駅も原宿の徒歩圏内。そんな位置関係を地図で見ておくと、時間が有効に使える。

 

高校生が旅行したい都道府県第1位! 初めての「東京」の歩き方

 

ちなみに、東京に住んでいる人だって、複雑な路線はすべて覚えきれない。みんなアプリを使って悩みながら移動しているのだ。どんどん調べて、恥ずかしがらずにどんどん聞いて、どんどん歩こう!

 
 

東京の人気スポット&おすすめエリア

 

東京に行きたい人の多くが訪れたい場所は原宿、秋葉原、東京スカイツリー。この3大人気スポットは、「高校生のための初めての東京案内~原宿・秋葉原・スカイツリー編~」で詳しく説明するとして、今回はそのほかのおすすめスポットを目的別に挙げてみたい。

 

まず、イベント好き&ミーハーならば「お台場」へ。フジテレビ社内が一部見学できるし、特に夏は毎年、番組内のゲーム体験や屋台などが並ぶフジテレビのイベント(2014年は「お台場新大陸」)が開催されていてにぎやか。周辺には、ショッピングビルがたくさん立ち並び、高校生向けのリーズナブルなお店も多い。多くのビルはフードコートも充実しているから、気楽に過ごすことができる。

 

高校生が旅行したい都道府県第1位! 初めての「東京」の歩き方

 

都会ならではの、おしゃれな雑貨屋さんやカフェに行ってみたいなら、表参道や青山周辺、代官山、自由が丘などがおすすめ。かわいい系の雑貨や古着屋なら、吉祥寺や下北沢も。

 

高校生が旅行したい都道府県第1位! 初めての「東京」の歩き方

 

日本を代表する博物館や美術館といった施設が集まっているのは上野。動物園に行けばパンダもいて、一日中飽きずに過ごせる。

 

高校生が旅行したい都道府県第1位! 初めての「東京」の歩き方

 

買い物は原宿のほか、渋谷、新宿、池袋が、高校生でも敷居が高くなく、気軽に楽しめるエリア。ちなみに新宿の東京都庁の展望室は、地上202mの高さから東京の街を眺めることができるのに入場無料という、太っ腹の穴場スポットだ。でも、せっかくの東京だから、大人なエリアのショップものぞいてみたいという場合は、表参道ヒルズ、六本木ヒルズや、最近人気が高い丸ノ内(東京駅)周辺がおすすめ。

 

高校生が旅行したい都道府県第1位! 初めての「東京」の歩き方

 

ところで、アンケートでは「東京ディズニーリゾート(R)に行きたい」という声もちらほらあったけれど、TDRは東京ではなく千葉県にある。とはいっても、東京駅からTDRの最寄り駅である舞浜駅までは乗車時間たったの16分と、東京を拠点にふらりと遊びに行ける場所。

 

気になるスポットがあれば、地図を片手に行ってみよう。きっと楽しい旅の思い出ができるはず。