休み時間にできる!? 高校生でもねらえるギネス世界記録(TM)とは?
昨年、愛知県に住む高校3年生の玉腰活未(たまこしかつみ)くんが、手と足を地面につけて“よつんばい”の姿勢で走る「100メートル四足走行」という競技で、ギネス世界記録保持者になった!
身体能力が問われるギネス世界記録種目はなかなか難しいかもしれないけど、競技によっては年齢や得意不得意を問わず世界一を目指せるかも!?
ということで、ギネス世界記録公式認定員の石川佳織さんにどのような種目があるのか、教えてもらうことに!
■休み時間に挑戦できる!
種目1:1分間で立てたエンピツの本数
「ギネス世界記録には、1分間で挑戦できる種目が多数あります。『1分間で何本エンピツを立てられるか?』という記録は、現在55本が最高です。ほかにも、『1分間で何枚の付箋を顔に貼れるか?』(現在の最高記録は58枚)、『1分間で何枚のコインを顔にのせられるか?』(現在の最高記録は57枚)など、面白い記録がたくさんあるんですよ。
また、『1分間でサッカーボールを2人で何回パスし合えるか?』といったものもあるので、友達と挑戦することもできますね。現在の最高記録は、イエメンの方が持っている107回です」
■気長に挑戦!
種目2:どこまで続く? 消しかす最長記録
「身近なものを使ったギネス世界記録もありますよ。『消しゴムのかすを切らずにどれだけ長くつなげられるか』というものは、2014年に日本の男子中学生が新たに作った種目なんです。彼は、9.19メートルもの消しかすを作り、現在の記録保持者となっています」
■大人数で挑戦!
種目3:全校生徒でだるまさんが転んだ!
「大人数で挑戦するなら、『最も多い人数が参加しただるまさんが転んだ』があります。
誰もが知っている遊びですし、楽しみながら参加できるのではないでしょうか。現在の世界記録は圏央道境古河インターチェンジで達成された448人です」
ちなみに、上記で紹介したものはすでに挑戦者がいてギネスに認められている種目。まだ誰も挑戦したことがないことでも、ギネスに認められればその種目で挑戦することもできるとか。
挑戦方法は、ギネス世界記録のホームページ上や書籍でどのような記録があるのかを調べて、公式ホームページより申請。手順に従って進めていくと、「既存の記録」か「新規の記録」なのかを確認したうえでギネスワールドレコーズから、記録に挑戦できるか返信が届くそう。ただ、世界中から年間4万件(!)もの申請が届くので、返信には時間がかかるそうだ。また、記録により、提出する証拠物は異なるので、その都度確認が必要だとか。
高校生活の思い出に、ギネス世界記録に挑戦してみるのもいいかも?
※18歳未満でのギネス世界記録挑戦には保護者の許可が必要です。