経済産業省の地方支分部局である中国経済産業局に勤め、おもに小売店などのサービス産業や商業振興を行っています。課内の取りまとめ業務を担うとともに生産性を上げるための「デザイン経営」という考え方の普及、中国地域の魅力を高めていくためのエリアブランディング事業を担当しています。業務における目標は「企業の本質的な課題を解決すること」。本質的な課題を見つけるには企業の方と向き合い、信頼関係を築くことが重要です。課題解決にあたっては企業としての視点に加え消費者、行政の視点など多角的に俯瞰してみることがポイントであると教わりました。試行錯誤の日々ですが、常に意識して企業の方々と話をするように心がけています。
大学時代は、学部の授業や課外活動で多くのことに積極的に取り組み、社会に出たときに役立つ貴重な経験ができたと感じています。アメリカのポートランド州立大学へ留学した際に現地で感じたことや見た風景は、仕事を進めて行く上での自分なりの指針になっています。また、物事をやるかどうかを迷った時にはとりあえずやってみる、チャレンジしてみるという意識も、留学の経験から常に意識するようになりました。また学生団体「Shuddy’s」の活動では、オープンキャンパスやキャンパス見学のツアーガイド、入試補助などを通して高校生や保護者の方々に広島修道大学の魅力を伝えることができるか、自分なりに考えたことで思考力を養えました。
仕事をするにあたって大切にしていることは、常に謙虚な姿勢でいること。そして、新しい知識を得るための勉強と、情報収集を怠らないことを心がけています。企業の方からの信頼を獲得し企業の根本的な解決につなげるためには、常に相手の考えや想いを傾聴し、適切な提案が欠かせません。加えて、常に自分なりの指針をもって行動できるようにならなければいけないとも考えています。変化の激しい時代社会において「自分にしかできないこと」を見つけ、社会に貢献していきたいです。
経済産業省 中国経済産業局 産業部 国際課 通商係勤務/法学部法律学科 卒/2021年卒/竹本さんの大学時代は、日々の授業・ゼミに加えて就職活動、留学、学生団体「Shuddy’s」、サークル、アルバイト、ボランティアなど、興味を持ったことに積極的に取り組んだ4年間。常に意識していたことは「迷ったらとりあえずチャレンジしてみること」。これの考え方がすべての土台になっているそうです。「広島修道大学にはチャレンジの機会がたくさんあり、それを応援してくれる先生や職員の方がたくさんいます。そのような風土の中では、4年間を通して大きく成長できると思います。自分のやりたいことを見つけて、ぜひ充実した大学生活を送ってください!」。