ドラッグストアでの仕事はレジや接客のイメージが強いと思いますが、医薬品の発注、店舗のメンテナンス、一日のスケジュール作成、棚替え、納品などと多岐にわたります。ときには会議や勉強会にも参加し、決まった施策を他従業員へ伝達する役目も担っています。中でも私が一番やりがいを感じるのは接客です。お客様のご要望や症状をしっかりとヒアリングし「このお客様にはこの薬が合っている」と考え推奨した商品が販売に繋がり、感謝の言葉をいただけたときは喜びもひとしおです。また、従業員全員で協力しながら販売目標を達成できたときや、教育・指導を行っているアルバイトの成長を感じられたときもやりがいを感じます。
もともと人と関わるのが好きで、大学では心理学を学びました。また中高時代に精神面でつらい時期があったときにカウンセラーの方のおかげで元気になれたことも学びたいと思った理由のひとつです。このような経験から卒業後も人と関わる仕事がしたいと考え接客業を希望していたところ、現在の勤めている会社の説明会で一般用医薬品を販売することのできる「医薬品登録販売者」という専門資格があることを知り、目指そうと思ったのがきっかけです。接客には大学で学んだ心理学を活かせる場面が数多くあります。
甲子園大学はゼミ担任制を導入しているため少人数で授業を行うことが多く、同じ学部の同級生とはすぐに意気投合しました。教員の方々とも距離が近いので、授業内容の質問や進路の相談などがしやすい環境でした。また、サークル活動や心理学部恒例のスポーツ大会「サイコカップ」を通して、学部や先輩後輩の垣根を越えて仲良くなれたことも印象に残っています。西宮や梅田も近いので、講義が終わった後によく遊びに出かけていたこともよい思い出です。
ゴダイ株式会社ドラッグストア事業部 勤務/心理学部 現代応用心理学科 卒/2022年卒/「大学での4年間は自分の人生にとってかけがえのない時間でした」と滑川さん。「甲子園大学での沢山の出会いのおかげで、勉強面だけではなく人間としても成長出来たと思います。まだやりたいことが見つからなくても、きっと見つけられるはずです。大学生活の4年間を通して、皆さんがさまざまな出会いや経験を経て、成長できることを願っています。」と話してくれました。