大手エステサロンの店舗責任者を経験した後、ヨガインストラクターとして独立。フリーランスのインストラクターとして企業・ホテルでのイベントなど、国内はもちろん海外でも大活躍の水島さんにお話をお聞きしました
幼い頃から舞台で活動してきたのですが、将来を考えて手に職をつけたいと思ったのが進学のきっかけです。人をキレイにできるエステティシャンに興味があり、美容業界で有名な山野美容芸術短期大学に入学しました。授業では、皮膚学・解剖生理学・化粧品学・ネイル・アロマなど本当に幅広いことを学びました。特に皮膚や筋肉の構造についての知識は、エステティシャン時代はもちろん、ヨガ講師として働く今もすごく役立っています。
心配りや気遣い、周りへの配慮などは、接客業でどこに行っても恥ずかしくないというくらい徹底して身についたと思います。特に「自分で考える」という意識はすごく鍛えられました。お客様の身体の状態を正しく見て、お客様の満足のために何をするか、どんな施術をチョイスするか、自分で判断する力が養われました。実習前にはクラスメイト同士で身だしなみのチェックを行うことで、「人前に立つ仕事」という自覚も芽生えましたね。
一般レッスンのほかに、プロスポーツ選手の体幹トレーニングやゴルフ雑誌でのヨガ特集など、ヨガのお仕事で声をかけて頂けるシーンが多くなってきました。サーフィンの上でヨガを行うサップヨガが人気になったように、ヨガ×スポーツの可能性は今後も広がっていくと思います。学生時代に磨かれた目標を達成する力、枠にはまらずムーブメントを起こしていく力で、今後も自分にしか出来ないことに挑戦していきたいと思います。