私が働くトライエースは、大手有名ゲームパプリッシャーからヒットタイトルの開発を任される制作会社です。PS4や最新のPS5といったプラットフォームのコンシューマゲームを制作しており、今後も色んなビッグタイトルに関われそうと期待しています。現在、私が担当しているのは、企画担当や運営担当者がゲーム内のイベントをつくるためのツールの開発です。最近任されたのは、オブジェクトをマップに配置して入手するまでのギミックの部分。まだ1年目の若手ということでUIやキャラクター周りのことなど、日々勉強中のところは多々ありますが、自分が担当した部分が完成し、ちゃんと動いた時に大きな達成感とやりがいが得られました。
オンラインゲームやRPGなどのゲームを楽しむ中で「こんな機能があったら良いだろうな?」「こうすれば、もっとおもしろくなるのに」と考えることが多かったんです。そんな中、自分でゲームをつくりだすプログラマーという職業に興味を持ちました。神戸電子専門学校は、未経験でも2年でプログラミングスキルが身につくことに魅力を感じ入学しました。私の就職活動時はコロナ禍の大変な時期でしたが、当社はオンライン面接も早い段階で対応されていて人事担当の方も話しやすくて好印象だったことから入社を決定。そのイメージは入社しても変わらず、みなさん相談しやすくアットホームな雰囲気で、本当に良い環境で働けていますよ。
印象的だったのは、最初の1ヶ月でプログラミングの基礎を学び、すぐにゲームづくりにチャレンジできたこと。つくったのはシンプルなゲームでしたが、私にとって初めてつくったゲームということで、その時の感動は今も忘れられません。その後もチーム制作で、ピンボールゲーム、タワーディフェンスゲームをつくりました。こんな風に私が学んだゲームソフト学科は2年間たっぷりゲームづくりに専念でき、今の3Dゲーム開発では必須のC++言語もしっかり学べました。入学当初は、まったくプログラムの知識がなかった私も、経験と知識が豊富な先生方の熱心な指導のおかげで、憧れのゲーム業界でプログラマーとしての一歩を踏み出せています。
株式会社トライエース勤務/ゲームソフト学科(2023年4月よりプログラミング学科に名称変更予定)/2021年卒/ゲームをプレイするたびに常に「もっとこうすれば」という思いを持っていた中村さん。そんな中で芽生えたのは、「自分でゲームをつくる」という思い。高校時代からお金を貯め、2年間の学費も全部自分で払うという強い意志のもと、本気でゲームづくりを学ぶことを決意して神戸電子専門学校へ。現在はプログラマーになる夢を叶え、ゲーム開発に取り組んでいる。