現在私は、主に地下のケーブルや基盤設備に異常が無いか、保守・点検を担当しています。この作業がなければ、多くの人が電話やインターネットが使えない状況になるかもしれないと想像すると、責任の大きさをとても感じます。だからこそ、ていねいな仕事をしなくてはという使命感が高まり、見逃しがないように細部まで確認を怠りません。これからも好奇心を持って多様な経験を積み、深めた知識を活かしていきたいです。
大学1年次に理工学領域を幅広く学ぶ中で、関心を持ったのが情報通信システムでした。普段私たちが何気なく使っているインターネットや電話、家電製品などが、どんな仕組みに支えられて機能しているのかを理解したいと思い、この分野を選びました。授業では、実験とコンピュータ実習を通じて実践的なスキルを身につけることができたので、この技術を活かし、情報化が進む時代で活躍できる人材になりたいと思い、この仕事を目指しました。
千歳科技大では、「電気電子工学」と「光サイエンス」が融合した技術を活かした情報化社会の発展のため、これらを上手に活用し、新しい時代に対応できる「ものづくり」を学んでいました。電子工学の基本から光テクノロジーの専門知識まで、深い知識や技術を身につけることができ、現在の仕事にもとても役立っていると実感しています。授業では、遠く離れた場所にいる者同士を、一瞬でつなぐシステムを実際に目にして感動し、IoTの可能性や将来性に胸を躍らせた記憶があります。
株式会社NTT東日本-北海道勤務/電子光工学科 卒/2018年卒/学生時代の実習では、離れた場所にいる人と人を繋ぐシステムを実際に見て感動したという澤村さん。千歳科技大の理工学部 電子光工学科を卒業後、NTT東日本-北海道に就職。インターネットや携帯電話に必要不可欠な通信システムの安全を守るために、日々、保守・点検を行っている。