神田外語学院からアメリカの大学に編入学し、舞台芸術学部でダンスを学んでいました。帰国後、ダンスを続けながら始めたのがマクドナルドのアルバイト。その後、中途採用で社員となり、現在は、財務本部の一員として、全国の直営約1,000店舗の運営をサポートしています。店舗データから効果的な販売促進活動や支出傾向を分析し、戦略促進を支えられることに面白みを感じています。何より、キャリアの長さに関係なく、やる気次第で活躍のチャンスがつかめる環境が自分に合っています。また、英語が求められるというより、英語ができて当たり前の職場。留学経験を活かして仕事をする毎日はとても充実しています。
留学生活を送ったアメリカには、出身国、言葉、宗教、習慣などが異なる人々が集まっています。日本人同士なら通用する「何も言わなくてもわかってくれる」という感覚がないので、相手に伝えることがより重要となります。日本にずっと暮らしてきた私にとっては、自分の価値観が大きく変わるような経験でした。もともと自分を主張することが苦手でしたが、自分自身をしっかりと持ち、表現できるようになったきっかけが留学だったと思います。それは外国人と一緒に仕事をする機会が多い、今の仕事に活かされています。何も言わなければ仕事は進みません。その中で、どのように伝えたらお互いに理解し合えるかを考えながら行動するようになりました。
留学をめざしたきっかけは、高校生のときに海外にいる親類を訪れた際に英語の必要性を実感したこと。その後、神田外語学院の留学科に入学してからは、留学の目的が単に英語を勉強することではなく、自分のやりたいことをアメリカの大学で学ぶことに変わりました。私にとっては、それが子どものころから続けているダンスでした。ショービジネスが発達しているアメリカの大学でダンスを学ぶことが、私にとっての留学の意義だったと思います。これから留学をめざす人は、就職に有利だからとか、漠然と英語を勉強したいからではなく、自分は海外の大学で何をしたいのかをしっかりと考えてみてください。それが充実した留学生活につながると思います。
日本マクドナルド 財務本部勤務/留学科米国大学3年次編入コース(2008年より海外大学3年次編入コース)/2004年11月卒業/留学科より、アメリカのカリフォルニア州立大学フレズノ校に3年次編入学し、2007年5月に卒業/海外旅行の際には、必ず現地のマクドナルドの店舗に立ち寄り、その国にしか売っていない商品を見つけるとついつい買ってしまうという田中さん。「そのようなときは自分も一般のお客様のような感覚で楽しんでいます。多くの人にとってとても身近であり、世界規模で親しまれているマクドナルドの商品に、自分自身が仕事として携わっていると考えるとやりがいと喜びを感じます」。
アメリカやイギリス、オーストラリアなど、海外4年制大学正規3年次編入学をめざします。大学2年間分の単位を取得するために、日本での履修科目を厳選することで最短3年8ヵ月で、学院と海外4年制大学をダブル卒業することができます。英語のみの授業が多く、自然と英語が聞き取れるようになり、英語で考え、英語で話すことが楽しくなります。さらに、リーディング能力を向上させボキャブラリーを増やすための授業やTOEFL(R)テスト対策など、留学するために必要な語学力を最大限に引き上げるための様々な授業を用意。学生の英語教育に熟練した外国人・日本人講師が揃っており、日本にいながら現地の大学生活に近い形で授業を受けることができます。