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  • 相澤 直希さん(危機管理学部 動物危機管理学科/実験動物技術者、製薬開発技術者・研究者)

私立大学/千葉

チバカガクダイガク

医薬品の開発、ひいては人の健康に貢献できる仕事です

先輩の仕事紹介

大学で取得した資格と研究経験を活かし、「非臨床試験」で創薬に貢献しています

実験動物技術者、製薬開発技術者・研究者
危機管理学部 動物危機管理学科/2023年卒
相澤 直希さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

私の勤める会社では、創薬プロセスにおける非臨床試験(人に直接投与する以外の試験)を、創薬会社から受託しています。その中で私は動物を使った試験に携わっています。1年目の現在は、医薬品のもとになる被験物質を動物に投与したり、投与することで異常があるかを観察したり、といった役割を担っている他、大学で研究していた経験が評価され、母胎になる動物に薬物を投与して、胎児の骨格に影響がでるかを調べる試験も任されています。医薬品の開発に貢献することで、ひいては人の健康に貢献できるのがこの仕事の魅力で、私もゆくゆくは試験責任者になって、試験計画の作成や、委託元の創薬会社とのやりとりを担っていきたいです。

この分野・仕事を選んだきっかけ

高校で将来の進路について考え始めたころは、漠然と「資格を取って手に職をつけたい」と思っていました。そうして調べるうちに「実験動物1級技術者」の資格を知り、最初は資格名の響きに惹かれ、医薬品開発に関わることができることに興味を持ちました。基本的には実務経験のある人しか受験できない資格ですが、認定校では在学中に受験資格を得ることができるので、認定校である千葉科学大学に入学し、在学中に資格を取得しました。現在の会社の最終面接で当時の社長から「学生のうちに実験動物1級技術者を取っているのはすごいことだ」と評価してもらえたので、就活の場面でも実際に強みになったと思います。

学生時代に取った資格が武器になりました

学校で学んだこと・学生時代

動物危機管理学科の特色は、様々な分野の講義が開講されていることです。私が学びたかった実験動物以外にも、水生動物、野生動物、産業動物、そして実験動物とも近しい学びがある動物看護などの講義が1年次から開講されていて、視野を広げることができました。3年次から配属になる研究室では、「生殖発生毒性試験」の研究をしました。これは妊娠した動物に被験物質を投与すると胎児にどんな影響があるかを調べる試験です。私は胎児の骨格に奇形がでる際の、奇形の部位と、被験物質を投与したタイミングの関係について研究しました。

相澤 直希さん

メディフォード株式会社 勤務/危機管理学部 動物危機管理学科/2023年卒/千葉県出身。大学入学当初驚いたことを聞いたところ、「実験動物の管理を思ったより厳重にしないといけなかったことです。飼育室は24時間365日温湿度が管理されていて、入る前にはエアシャワーを浴びて清潔にするんです」と、分野ならではの知見を教えてくれた。現在はメディフォード株式会社の熊本研究所に勤務。趣味はバイクで、同僚から熊本の美味しいラーメン屋さん情報を聞いては、休日にバイクで訪れて、食べた感想を同僚に伝えているという。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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