東京のヘアメイク事務所を拠点にヘアメイクとして活動しています。CM、雑誌、TV等様々なジャンルの現場があり、アイドルのヘアメイクも担当。現場の中でも雑誌やMV等は撮影自体がハードで、ヘアメイクにも臨機応変な対応を求められることが多くとても大変です。でも形に残る作品になるので、その完成形を見た時には大きな達成感を感じます。ヘアメイクは撮影前、撮影の合間などにモデル(演者)さんのすぐそばにいる存在なので、リラックスして仕事に臨んでもらえるように、今何を欲しているのかを感じ取って行動することを心がけています。今後はもっとファッションの現場を増やしていきたくて、今は自分の作品撮りに力を入れています。
ヘアメイクに特化した学科があり、在校中に行ける現場実習の数が多かったです。私自身、なるべく積極的に参加して、現場での動きや雰囲気などを学びました。現場実習を数多く経験することで、学生時代から現場で働くプロの方と関わることができ、コミュニケーション力が身に付いたと思います。またこのことは就活にも役立ちました。色んなジャンルの現場の中にアシスタントスタッフとして参加し、「どの現場が一番楽しいか」「心が躍るか」を分析。「自分の好きなジャンルが何か?」を確かめていくことで、自分の進む道や目標を明確にできました。このほか普段の授業で印象的だったのは着付けです。帯結びの形の種類や工夫に驚きました。
ヘアメイクは、モデル(演者)さんにヘアとメイクをして終わりではありません。心のケアがとても大切。裏方として、表に出る方のモチベーションを上げることが良い作品作りにつながるからです。粋な気遣いができるメイクさんは指名が多いので、技術はもちろん気遣い上手な人材が求められます。そんな気遣いを学ぶためにも、学生時代から現場を多く経験しておくことをおすすめします。福岡ベルエポック美容専門学校は先生と学生の距離が近く、悩み相談やチャレンジしてみたいこと等、色んな話ができます。オープンキャンパスなどで雰囲気を確認してみるといいですね。
株式会社ビーサイド 勤務/ヘアメイク科/2020年卒/福岡県立福岡女子商業高等学校出身。幼い頃から美容やファッション等が好きだった仲島さん。ヘアメイクを目指すきっかけは、中学の頃に雑誌で見た有名なヘアメイクアーティストの作品で、その可愛さに衝撃を受けたのだそう。福岡ベルエポック美容専門学校に入学後はヘアメイクに限らず、着付けなど様々な資格を取得。同校の特色である現場実習では現場の動きを学びつつ、どのジャンルの現場が自分に合うのかを分析し就職先選びに役立てたという。「就活では自分のペースでやりたいことを見つけて、就職の先にある“好きなこと”を目指して進んでほしい」とアドバイスしてくれた。