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メイクアップアーティストになるには

メイクアップアーティストになるには

全国のオススメの学校

メイクアップアーティストになるには、原則、美容師免許(国家資格)が必須です。美容師免許というと、美容院で働く美容師になるために必要な資格というイメージがあるでしょう。しかし、美容師として働く以外でも「美容を業とする者」は、美容師法のなかで美容師免許を取得しなければならないと規定されているのです。美容師法では、美容とは「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」と定義されており、メイクやヘアスタイリングを行うメイクアップアーティストの仕事も美容行為に含まれます。そうしたことからメイクアップアーティストになるには、所定の美容師養成施設を卒業し、国家試験に合格して美容師の免許を取得することが第一歩となります。美容師免許取得後、ヘアメイク事務所や化粧品会社、ブライダルサロンなどに就職して、アシスタント経験を経て一人前のメイクアップアーティストになるケースが多いようです。

まずは美容系の学校へ

まずは美容師免許の取得を目指せる美容系学校で学ぶ必要があります。ここで重要なポイントは、美容師国家試験の受験資格が得られる学校で学ぶということ。厚生労働大臣または都道府県知事が指定する美容師養成施設に入学し、昼間部または夜間部で2年以上、あるいは通信課程3年以上を修了して卒業することで、国家試験の受験資格が得られます。

美容師国家試験の受験資格が得られる学校で学ぶ

厚生労働大臣または都道府県知事が指定する美容師養成施設は全国に200以上あります。学校によってカリキュラムは異なりますが、美容師国家試験を目指す科目以外にも、メイクアップ全般の専門知識やブライダルメイク、ネイル、まつげエクステ、エステティックなども学ぶことができます。なお、校種では専門学校がほとんどですが、数は少ないながらも短大、4年制大学もあります。

中卒からメイクアップアーティストを目指すには

美容師国家試験の受験資格が得られる美容師養成施設に入学するには、原則として、「高校卒業以上」であることが条件となっています。では、中学卒業者はメイクアップアーティストを目指す道は閉ざされているのかというと、そうではありません。中卒から目指すには大きく2つの方法があります。1つめは、高等専修学校に進学して美容師科で学ぶ方法です。厚生労働大臣または都道府県知事が指定する美容師養成施設のなかには、中卒者でも入学できる高等専修学校もあります。高等専修学校とは、中学校卒業者以上を対象にした学校で、高等学校の教科に加え、実践的な職業教育を行うことに特色があります。修業年限3年の美容師科のある学校もあり、美容師国家試験の受験資格が得られるほか、メイクアップ、ヘアスタイリング技術など専門技術を習得できます。2つめは美容師養成施設の通信課程で学ぶ方法です。美容専門学校の通信課程の場合、入学資格を「中学校卒業以上」としているケースが多く、働きながら美容師免許取得とメイクの技術習得を目指せます。なお、高校に通いながら、美容師養成施設の通信課程で学ぶことも可能です。

取材協力・監修

HAIRMAKE NAO※2020年8月21日更新

メイクアップアーティスト。2007 年 神戸ホテル内のブライダルサロンにて基礎を習得。独立後は雑誌やドレスカタログ、芦屋スタジオにて撮影映えの観点からスタイリングを研究。同時期に花嫁着付技術取得 / 留袖着付け県大会 3 位入賞。上京後はブライダル以外にも視野を広げ、クリエーターの事務所に2年間マネージャーとして在籍し、そこでマネージメント技能と先端のファッションにふれる。都内大手婚礼会場を巡る傍、スキンケア商材等の広告メディア販促ビジュアルを手がけ、その活動は多岐にわたる。「全力の点と点はいつか線になる」という志を支えに邁進中。柔らかい中に芯のある女性像の表現が得意。

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