地域密着で重症の患者様も見捨てず受け入れることを大切にしている、豊中平成病院が私の職場です。その中で私はリハビリテーション科の課長として、さまざまな医療職のまとめ役を任されています。仕事では50名近いスタッフの管理をメインに、作業療法士として患者様のリハビリテーションにも対応。日々患者様の声を聞くことを大切に考えて密にコミュニケーションを取り、退院だけでなく、その後の生活復帰を考えてさまざまな生活訓練を行なっているところです。また課長としては、多職種のスタッフを動かし、チーム医療で患者様を支えることに注力中。その結果、最近患者様に喜んでいただけることが増えてきたことにやりがいを感じます。
学生時代は、運動学や動作分析など、作業療法士として必要なことを実習を通して学びました。特に実習では、学生の私たち自身がやってみて、その中で臨床現場の経験豊富な先生方から的確なアドバイスをいただけたことで現場で活かせる知識が身につきました。また理学療法学科の学生と一緒に介助の仕方を学ぶ機会があるなど、他の職種を理解できたことは、現在の作業療法士や理学療法士、言語聴覚士などのリハビリテーションスタッフを管理する課長としての仕事やチーム医療に取り組む上で役立っていると実感します。他にも、精神科病院や回復期の病院など、色んなところに臨床実習に行き、貴重な経験ができたことも思い出深いです。
正直なところ、私は学校を休むことも多々あったのですが、そのたびに先生が電話をくれたり、声をかけてくれ、そこから前向きな気持ちになって勉強を頑張れました。そして国家資格に合格でき、作業療法士になれましたから、先生には今も感謝しています。平成リハビリテーション専門学校は、臨床現場での実習が豊富だったり、平成医療福祉グループという大きなバックボーンがあることから、就職面も安心ということも魅力ですが、なんと言っても先生方がとことん学生のことを思ってくれている、どんな学生も最後まで見捨てず、支えてくれるところが一番の魅力だと私は思います。ここなら医療職になりたいという思いを絶対叶えられますよ!
医療法人康生会 豊中平成病院勤務/作業療法学科/2011年卒/高校時代に医療機関で働く親戚から医療職の安定感や仕事の魅力を聞き、目指すように。平成リハビリテーション専門学校へは、平成医療福祉グループというバックボーンがあり、就職も安定していること、教員と学生の距離が近い安心感から入学を決定。現在は、豊中平成病院で作業療法士として活躍する他、リハビリテーション科の課長としてマネジメントにも関わる。