バンケットサービス部に所属して、婚礼や一般宴会といったシーンでのお料理の提供や接客などを行っています。仕事のやりがいを感じるのは、お客様や一緒に働くスタッフから「ありがとう」と言われたとき。指示を受けて行動したのではなく、自分で考えて行動したことに感謝の言葉をもらえると、より一層のやりがいと喜びを感じます。「井上さんがいてくれて良かった」と言って頂いたときは嬉しくて、時間が経った今でもよく覚えていますね。現在の勤務先は学生時代のインターンシップ先だったのですが、その頃からの憧れで「ぜひ就職したい!」と希望しました。その夢を実現して、充実した毎日を過ごしています。
情報系の高校に通っていたこともあって、元々は工業系の大学への進学を目指していました。転機は高校3年生のとき。テレビでウェディングプランナーの仕事を見て「かっこいい!」と憧れ、この道に進もうと決心しました。専門学校ではサービスの仕方や立ち居振る舞いなど多くの知識や技術を学び、迷った時には先生方に背中を押してもらいました。特に担任の上田先生にはお世話になりました。インターンシップで落ち込んだり、悩んだりしていたときは「バタバタせず、当たり前のことを当たり前のようにやること」とアドバイスを頂き、その言葉を胸に乗り切ることができました。
今はサービスの仕事に携わっていますが、いずれは後輩たちを指導する立場であるスーパーバイザー(SV)になりたいと思っています。SVになるためには、お客様から指名をたくさん頂き、ホテルに貢献しなければならないので、がんばりたいです。今の目標は、優しさのあるサービスを実践できるようになること。お客様から「この人に聞けば大丈夫」と思って頂けるようなサービスができるようになりたいです。学校で学んできたこと、毎日の仕事の中で学ぶこと、お客様やスタッフからの「ありがとう」の言葉を糧にして、一歩一歩進んでいきたいと思っています。SVになって指導に携わることで、恩返しをしていきたい気持ちもあります。
ザ・リッツカールトン大阪 勤務/ウェディングプランナー科 ホテルウエディングコース/2017年卒/情報系の高校から工業系の大学への進学を目指していたが、テレビで見たウエディングプランナーの仕事に憧れて進路を変更。大阪ウエディング&ブライダル専門学校のオープンキャンパスに参加した際、先生と先輩の距離が近く良い雰囲気の学校だと感じ、「この学校でならがんばれる!」と直感で思ったそう。リッツカールトンは外資系のため、面接も英語。通訳をつけてもらいながら、学校での面接指導やインターンシップでの現場経験を活かして、自信を持って面接を受けることができたという。