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私立大学/埼玉

セイガクインダイガク

こんな先生・教授から学べます

学びを楽しみ、英語を使える人を育てる方法を考える先生

英語教育、英米・英語圏文学、言語学
人文学部 欧米文化学科
ロバート・J・S・ローランド准教授
先生の取組み内容

みなさんは学校で英語を勉強している中で、テストの点数の良さが英語力に直結すると考えていませんか。言語は実用性の高い知識で、使って初めて役に立つもの。使うことで英語力も伸び、コミュニケーションツールとしての力を発揮します。語彙力や文法などの知識を測るテストと英語を使えることはイコールではなく、それぞれの視点で考える必要があります。私が研究しているのは、英語を母国語としない人に英語を教える方法。英語教育には、学習する本人、保護者、指導する先生と多くの人が携わります。それぞれが納得する評価方法とは何か。そして、その評価方法をもとに英語力を伸ばすアドバイスができる教員を育てるにはどうすればいいのか。英語に苦手意識を持つ人を一人でも減らし、英語を学ぶ楽しさを知ってもらうための教育方法を研究しています。

テストの点数と運用力のギャップを埋める教育ができれば、英語への苦手意識も減らせると考えています。

授業・ゼミの雰囲気

自分の考えを伝え、他者の考えを尊重する。英語力を高めながら、「自ら学ぶ意欲」を育てる授業

先生のもとには、英語教員を目指す学生、海外の教育に関心がある学生、英語力を磨きたい学生などが集まる。それぞれのアプローチ法で「英語教育」に取り組む学生同士が刺激を受け合いながら学べる環境だ。ディスカッションを多く取り入れ、他者の考えを理解し、尊敬する姿勢、そして考えるプロセスを重視した指導を展開。例えば、レポートの評価。一度低い評価になっても、説得力のある内容に書き直したり、考えを的確に説明できたりしたときには採点をし直すという。「学生が自ら学び、学ぶ楽しさを知る。そんな指導を目指しています」。

小学校や中学・高校などでの指導経験もあるローランド先生。授業では、精一杯頑張る姿勢を評価している。

キミへのメッセージ

大学時代にしかできないこともある!学びも大学生活も楽しんでほしい!

大学での学びは、自ら取り組み、知識をつけていくものです。聖学院の少人数で学べる面倒見のいい環境の中、学びとともに、友達づくりやアルバイトなど大学時代にしか味わえないこともどんどん体験してほしいですね。

ALTとして日本の英語教育の現場を経験したことが、現在の研究に繋がっている。

ロバート・J・S・ローランド准教授

日本語や日本文化に関心を持ったのは、日本のゲームがきっかけ。大学時代に日本に留学した経験を持つ。2008年からは日本の幼稚園、小学校、中学校、高校、英会話スクールなどで英語教育に従事。2018年から聖学院大学の講師となり、現在は准教授として学生の指導を行っている。アメリカ発祥のディスクゴルフの選手としても活動し、大学のディスクゴルフ部の指導にも携わる。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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