フードクリエイト学科では、製菓、製パン、カフェ、ショコラといった食に関わる7つの専攻に分かれて専門性を高めています。今回は製パンを極めて約20年の野田先生と先生を慕う学生さんにお話をお聞きしました。
パンや製菓は気候などに影響されることも。その奥深さが魅力です
失敗を恐れずに共に挑戦し、学生の自由な発想を活かしてあげたい
私の専門は製パン。学校=レシピ通りの技術を習う場所というイメージがあるかもしれませんが、パンや製菓は同じように作っていてもその日の気候などで仕上がりが変わります。そんな変化に気づく力を身につけるため、学生には自分のアイデアを大切にして、挑戦と失敗を繰り返しながら成長してほしいです。職人としての「気づき力」はSNSや動画では身につかないもの。パンと真剣に向き合い、本物の力の習得をサポートしています。
2年生になると系列店舗の商品開発があるので楽しみです
製パン専攻1年 谷岡桜日衣さん(山口県/厚狭高校出身)
野田先生といえば、パン作りのスペシャリスト。アドバイスが的確なので技術の習得が早くなりましたし、「この技術を組み合わせて、こんな商品を作りたい」と発想が広がるんです。私は地域の方と繋がり、地元の素材を使った商品を作るパン屋さんへの就職を希望しています。この学校では専攻に関わらず製菓やフランス語など幅広いことが学べるので、野田先生から教わったパン作りの技術といろんな知識を組み合わせて活躍したいです。
1年次の夏にインターンシップへ。夢に近づいています
製パン専攻1年 辻明花里さん(福岡県/筑紫中央高校出身)
パン作りは難しい面もありますが、卵、粉、牛乳など別々の素材がパンになっていく過程が楽しくて、夢中になっています。野田先生は学生と向き合ってくれる先生。授業はいつも明るい雰囲気なので質問もしやすいです。一方で将来のことについては「これはできた方がいいよ」とメリハリを持って接してくれます。私は将来、地域密着型のパン屋さんで働きたいので野田先生のように人とのコミュニケーションを大切にしたいです。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。