東京医療保健大学／卒業後のキャリア（千葉看護学部看護学科看護師中宇根　麻歩さん）【スタディサプリ進路】

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トウキョウイリョウホケンダイガク

患者さんの早い回復と退院時の笑顔が一番うれしいです

先輩の仕事紹介

患者さんを想い、常に“笑顔”を心掛けて。将来は看護師育成にも携わりたい

看護師

千葉看護学部看護学科卒/2022年卒

中宇根　麻歩さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

外科病棟に入院されている患者さんの身の回りのケアや、医師の診療・治療介助を行う看護師として働いています。日々患者さんと関わりを持つため、お一人お一人の症状を正確に把握し適切な看護をするとともに、些細な変化を見逃さないようにしています。特に、看護師は患者さんにとって一番近い存在と言えるため、声をかけやすいような雰囲気づくりも重要です。手術や病気による身体の負担はもちろんですが、目に見えない心の負担もかなり大きいので、あいさつなどの簡単な交流で少しでも気持ちを楽にしていただければと思います。長い入院生活を経て、患者さんが笑顔とともに「ありがとう」と言って退院されていく時が、一番うれしいですね。

学校で学んだこと・学生時代

「患者さんに接する時は笑顔で接する」ということの重要性を大学で学び、今の仕事で活かしています。学生の頃の実習で、患者さんと接する時に緊張してしまい、ほとんど笑わずに質問攻めをしてしまったのを覚えており、その時に先生から「患者さんは病気で入院していて、何かしらの不安を皆さん抱えているもの。看護師が不安な顔をしていると、患者さんも不安になってしまいます」と言われました。私はハッとして、看護師が患者さんに接する際の表情の重要性に気付き、自分がどんな状況でもとにかく患者さんの前では笑顔でいることを決意。どんなに忙しくても笑顔でいると、私自身も気持ちが前向きになります。

「おはようございます」患者さんとの交流が大切です

これからかなえたい夢・目標

外科病棟に入職して、次の4月で2年目に入りますが、私の病棟では様々な疾患の患者さんが多く、複合的なものも含めると理解しきれていない疾患もあるので、病態についてさらに勉強したいと思っています。また、今後は他の診療科に移る状況も考えられるので、様々な患者さんと関わり一人前の看護師になるためにも、常に日々の努力を積み上げていくことが大切だと考えています。また、私は養護教諭の資格も持っているため、将来、看護師として働いた能力を活かしながら教員として下の世代を育成することも視野に入れています。医療現場で学んだことを次の看護師につなぎ、看護の未来に良い循環が生まれることを願っています。