新千歳空港のグランドスタッフとして、空港カウンターでの搭乗手続きや予約発券業務、ラウンジ・搭乗口でのご案内などを担当。お客様の安心安全な空の旅をサポートするためには、厳しく定められた規則や規定に則って、正確かつ迅速に手続きを行うことが重要!北海道という土地柄、冬期は雪による欠航便が多発してカウンターに大行列ができることもありますが、できるだけお客様をお待たせしないようテキパキと対応し、短時間でスムーズにご案内できた時にやりがいを感じます。
釧路公立大学に入学したのは、北海道の経済について詳しく学べることと、経済学部に所属しながら経営のカリキュラムを受講できることに魅力を感じたからです。在学中は、北海道からアジアまで幅広い地域の経済について学び、さらに専攻以外の講義にも積極的に出席することで、自分自身の知見を大きく広げることができました。また、授業以外で印象に残っているのは、留学生の生活サポートを通じて交流を深め、国際的な文化体験ができたことです。日本と海外との関係性や生活の違いを知り、留学地や観光地としての北海道の魅力をあらためて発見したことが、観光業に関心を持つきっかけとなり、現在の仕事へと繋がりました。
ここ数年はコロナ禍で停滞していた航空業界ですが、最近では段々とインバウンド需要が回復し、お客様の数も増えてきました。しばらく動かなかった国際線が動きはじめ、国内線の空港カウンターでも英語で話す機会が日に日に増してきています。そのため世界情勢や経済動向を敏感に察知し、状況次第で柔軟に対応する力や英語力が必要だと感じます。私は学生時代に、アジア経済ゼミの授業や留学生との交流を通じて、インバウンドについて理解を深められたことが、今の仕事に大きく役立っていると思います。学生時代のあらゆる経験は、将来きっと自分の糧になると思いますので、興味のあることに目を向けて追求していきましょう!
ANA新千歳空港株式会社 勤務/経済学部 経済学科/2020年 卒/アジア経済ゼミに所属していた学生時代には、「歴史から見た日中経済を研究するために、北海道から長野県まで行って資料を集めたこともありました」という堀内さん。自分が興味を持ったものをとことん追求する姿勢は、社会人になってからも変わらず、現在はさらなるスキルアップを目指して資格取得に挑戦。インバウンドの需要増加に伴い、英語学習にも力を入れており、グランドスタッフとして日々成長を続けている。