クラス担任として、子どもたちの成長を一番近くで実感できることに大きな喜びを感じています。日々の活動では臨機応変な対応を求められる難しさもありますが、その時々の反応を大切にしながら一緒に楽しみ、一歩ずつ信頼関係を築いています。子どもたちの様々な気持ちや成長の瞬間を、本人や保護者の方と共有できることはこの仕事ならではのやりがいです。子どもたちからの「大好き」「楽しい!」という言葉や、弾けるような満面の笑顔を見ることができた時は、何物にも代えがたい嬉しさが込み上げます。子どもの心に寄り添い、共に笑い合える時間は、私にとってもかけがえのない活力になっています。
4年次のゼミで取り組んだ「母子家庭の貧困問題」の研究は、保育者としての視点を広げてくれました。現実に苦しむ家庭があることを知ったからこそ、目の前の子ども一人ひとりと向き合う重要性をより深く実感できたと感じています。また、学生だけで企画運営した「プレイデイ(運動会)」の経験も忘れられません。実現までの過程で多くの困難がありましたが、一つの行事の裏には多くの人の支えと努力の積み重ねがあるのだと肌で学びました。現在、現場で先輩方と共に行事の準備を進める際、当時の経験が私の支えになっています。子どもの喜びの裏にある「準備」の大切さを教えてくれた、実践的な学びの場でした。
大学生活の4年間は、長いようであっという間です。少しでも気になる分野があれば、積極的に履修してみてください。専門的な学びは卒業後、必ずあなたの武器になります。特にゼミでの時間は一生の思い出です。卒業論文を通して自分の興味を深める時間は、自分自身を見つめ直す有意義な経験になるはずです。 また、迷った時は一人で抱え込まず、周囲を頼ってください。東洋英和には、友人はもちろん、ゼミや教職実習センターの先生など、親身にアドバイスをくださる方がたくさんいます。私も先生方に支えられ、前を向くことができました。温かな繋がりの中で自分を磨き、後悔のない学生生活を送ってください。

石川学園 杉之子幼稚園 /人間科学科 保育子ども専攻※2026年4月より、人間社会学部子ども教育学科で募集/2023年卒/小学校の卒業文集に書いた「幼稚園の先生」という夢を叶え、現在はクラス担任として奮闘中。在学中は母子家庭の貧困問題を研究し、福祉的な視点も養う。学生主体で作り上げた「プレイデイ」の経験が、現在の行事運営の糧。相談しやすい先生方や共に励まし合った友人は、卒業した今でも大切な宝物。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



