市役所の健康推進課の事務職員として、妊活応援金の事業をはじめ予防接種やがん検診、乳幼児健診などに関する手続きを行っています。市役所の業務は市民の生活に直接影響するため、早く業務を行うこと以上に、正確に手続きをすることが求められます。受け取った書類に不備がないか、自分が入力した内容は本当に間違っていないかなど、常に確認するようにしています。また、保健師、歯科衛生士、栄養士などの専門職の方と連携しながら市民の健康推進のための活動をします。市役所というチームで、市民の方のために貢献したいと考え行動したことに対して、「ありがとう」といった言葉をいただけたときに何よりもやりがいを感じています。
市役所では市民の方からの様々な要件に応対しています。その要件に対して的確に情報を伝える必要がありますが、ビジネス実務の授業で学んだこと、オープンキャンパスのスタッフとして高校生や保護者の方と話をしたことが電話や窓口対応の際にとても役立っています。特に、オープンキャンパスでは自分の説明に対してよいリアクションがあり、誰かのために働くことの喜びを感じることができました。また、在学中に企業の方やほかの大学の学生と関わったことも非常に良い経験になったと思います。
市役所職員はその市の代表であるため、責任感が強いこと、規律を守れることが大切だと思います。またその市に対して思い入れがあると良いと思います。私は自分の出身である常滑市に貢献できる仕事がしたいと考えていました。市役所に勤務するためには卒業単位としての講義をほかに、公務員試験の対策も必要です。大変だと感じるかもしれませんが、愛知文教女子短期大学では就職活動へのサポートが手厚く、面接練習では先生方から丁寧にアドバイスをしていただけるので安心してください。就職後に欠かせないパソコンの基本的な操作についてもしっかりと学ぶことができます。
常滑市役所 勤務/生活文化学科 生活文化専攻 情報ビジネスコース 卒/2023年卒/農業高校出身という竹内さんは、進学時に明確なビジョンはなかったそうです。「でも、オープンキャンパスに参加したことで、入学後のビジョンが明確になりました」。入学後は様々な経験をしようと、オープンキャンパスのスタッフに参加するなど積極的に活動。卒業後は、地元に貢献したいという目標を実現し市役所へ。「今は先輩に教えていただきながら業務を行っていますが、いつか後輩ができた時にきちんと教えられるようになりたいです」と今後のビジョンを語ってくれた。