お客様からのご依頼に基づいて、アーティフィシャルフラワーなどの素材を用いた制作を担当しています。まだ1年目なので、小さな作品を制作することが多いのですが、作業そのものは一人で行うので、やりがいはとても大きいです。また、ワークショップの講師として個人のお客様に制作指導を行うこともあります。1年目から本当にたくさんの仕事に触れ、任されることが増えてきました。ゆくゆくはプロの方を対象としたワークショップにも講師として参加したいですし、もっと大きな作品づくりにもチャレンジしたいと思っています。生花と異なり半永久的に楽しめるアーティフィシャルフラワーの魅力をたくさんの人たちに伝えていきたいです。
小さい頃からお花が好きで、将来はお花屋さんになりたいと思っていました。高校生のときに、母がフラワーアレンジメントの教室に連れていってくれ、お花には生花以外にも半永久的に残るアーティフィシャルフラワーなどがあることを初めて知りました。そのときの感動が忘れられず、そうした素材を使った制作に関わりたいと真剣に考えるようになったんです。当時私はそのまま大学に進学できる高校に通っていましたが、夢を叶えるためには大学よりも専門学校に行く方がいいと思い、改めて学校選びをスタート。TSBは実習がとても多く、2年間でプロになるための基礎をしっかりと学べるカリキュラムが整っていたことので、入学を決めました。
TSBの学びは本当に幅広く、「和と洋」「生花とアーティフィシャル・プリザーブドフラワー」などさまざまなテーマに沿って学ぶことができたので、将来自分が進みたい道について改めて考えることができました。お花の世界に入って即戦力として仕事をするための基礎力は、在学中にしっかりと身についたと思っています。何より興味があることばかりだったので、学校に行って毎日ワクワクしながら学んでいました。就職してからも、お花以外の学び、例えばパソコンやビジネスマナーが、想像していた以上に役立ちました。実際の現場では事務処理に携わることも多いので、皆さんもパソコンの操作はしっかり身につけておくといいですよ。
株式会社東京堂 マーケティング統括部 企画部 クリエイティブデザイン 勤務/フラワービジネス学科 フラワーコーディネーター専攻/2023年3月卒/TSB卒業後、制作スタッフとして株式会社東京堂に入社。入社間もない時期から、大手顧客先への上司の出張に同行するなど、同社にとっての「期待の新人」。2024年度に発行される同社のカタログにもTさんの作品が掲載される予定だ。「1から自分でデザインを考えてカタチにし、実際に撮影にも立ち合いました。自分の作品がカタログに載るなんて夢のよう。カタログの完成が本当に楽しみです」(Tさん)。