
ビジョナリーアーツの最大の特徴は、製菓実習をはじめとする実践にこだわった実習授業。何と2年間で1800時間以上も行われ、仕事の基本となる知識と技術がしっかり身につきます。1年次から2年次へ進級する際に実施される進級制作では、同校が運営する4つのブランド(カフェ、ベーカリー、チョコレートショップなど)での提供を前提としたメニューをグループで考案。ブランドの特徴や客層などを踏まえたオリジナルレシピを作り、発表日に各ブランドのスタッフに試食してもらい、アドバイスを受けられる貴重な機会となります。フードリサーチの授業で培った売れる商品の傾向や、各ブランドをマーケティングの視点から分析するなどの学びを商品開発に生かす過程で、将来パティシエやショコラティエ、カフェ経営者などを目指す学生の実践力が磨かれていきます。

進級制作には5~6人のグループで参加。各専攻混合なので、それぞれの強みを生かしたレシピが生まれます
「技術とセンスを高め、売れる商品を考えて作れるようになることが一番の目標。作ることがゴールではなく、お客様に届けることを重視した授業を行っています」と話すのは、フードクリエイト学科の長井智佳子先生。味や見た目のほか、原価からコンセプトまで含めたレシピを考え、商品の魅力が伝わる店頭POPの作り方なども授業のテーマに。直営店舗での実習やケーキの製造を行うファクトリーでインターンシップやアルバイトをして、就職後の現場をひと足先に体験できます。「実習を通してコミュニケーション力も身につけてほしいですね」

実習中の学生からレシピについての相談も。先生は試食しながらアドバイスし、味や食感の改善を目指します
パティシエやカフェ経営は趣味のお菓子作りとは違い、妥協の許されない世界。「作ったら満足」ではなく「誰かに提供して喜んでもらいたい!」という気持ちが必要で、仕事を続けるモチベーションにもなるはずです。
1年次の最後に、同校の関連ショップで提供する商品をグループで考える授業。デザインやアイディア、プレゼン力などをプロの先生が評価し、テスト形式で選ばれた優秀な作品は実際に店頭で販売されることも。学生たちは「売れる商品」を生み出す困難を乗り越え、進級制作に臨むことで大きくステップアップしていきます。お話を伺った長井先生は同校の卒業生。ホテルでパティシエを8年間務めた後、2023年に講師に就任されました。
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