スポーツによる怪我の対処や予防、肩こりや腰痛の改善などを行う整骨院を開業しています。患者さんと身近に接することができるので、怪我の評価だけではなく、怪我や痛みを抱えたことによって生じる悩みにも寄り添います。施術によって改善すると、メンタル面での変化も感じ取ることができ、「ありがとう」と言われたときにはやりがいを感じます。また自分で開業した整骨院を一人で営んでいますので、自分自身のやりたいことや信じる道を進み、誰にも気兼ねすることなく仕事ができる点も魅力だと思います。
幼少期よりプロサッカーチームの下部組織でサッカーをしており、プロサッカー選手として契約していたこともあります。現役時代は怪我が絶えず、苦しいことも多かったのですが、その時にお世話になったトレーナーの方に柔道整復師という職業を教えてもらいました。そこから、今度は自分が支える側になり、スポーツによる怪我を未然に防いだり、がんばる子どもたちをサポートしたいと思うようになり、この仕事を目指しました。
今まで学んだことのない「医療」という分野に飛び込むことは、とても新鮮で刺激的でした。初めてだらけで不安なこともありましたが、先生方の親身な指導のもとで、必要な知識をしっかりと身につけて卒業することができました。それと同時に、同じ夢に向かってがんばる仲間ができたことも、大きな財産となっています。同期とは今でも年に1回は集まって、意見交換をするほど強い絆があります。また、日本柔道整復専門学校で講師を務める先生が営む整形外科で研修させていただくことができ、人の身体を良くするとはどういうことなのかをみっちり学べたことも、貴重な経験となりました。
ふじき整骨院 院長/柔道整復科 第2部(夜間部)/2011年卒