子どもたちの笑顔が一番のやりがいですね。特に子どもたちが楽しく学べるように考えた「工夫」を、喜んでくれた時が嬉しいです。例えば、私が絵を描くことが好きなこともあり、授業中など何かを説明する際に、子どもたちが好きなキャラクターを黒板などに描き添えているんです。「先生すごい!」「えー?なにそれ!」と笑いながら子どもたちが授業に興味を持ってくれた時、「少しでも工夫してよかったな」と感じます。他にも子どもたちのためにしてあげたいことはたくさんあるのですが、まだ時間を上手く配分することができず、やり切れていないことが悔しいです。もっと成長して、子どもたちのための「プラスアルファ」を増やしていきたいです!
子どもたちに「教えること」と同じぐらい、子どもたちから「教わること」が多いです。ある子どもを叱った時、泣きながら「先生は僕が今なんで悲しいか、全然わかってない!」と伝えられたことがありました。「子どもが何を考えているか」を想像する前に、反射的に叱ってしまっていたことに気づかされました。何を伝えるにしても、相手の気持ちをまず考えてから伝える。それは「先生」としてはもちろん、「人」としてとても大事なことだと思います。そのようにたくさんの「気付き」を子どもたちに与えてもらっています。人として成長できる、素晴らしい仕事だと思います。
実際に小学校教諭をしていた先生に、学校現場のことを教えて頂く授業がありました。現場に立った今「もう一度受けたいな」と思うほど、とても役立っています。特に「褒め方」は大切にしています。やみくもに褒めるのではなく、具体的に褒めること。「前はここができていなかったけど、できるようになったね」と、成長したポイントやその努力をきちんと見て、褒めるように心がけています。びわこ学院大学はとてもアットホームな大学です。卒業した今も名前を覚えてくれていますし、気軽に研究室に「先生!」と訪ねることができます。仕事で戸惑うこともありますが、びわこ学院大学という「心のよりどころ」があるおかげで、頑張れています!
滋賀県 公立小学校勤務/教育福祉学部 子ども学科 子ども教育コース 卒/2017年卒/小学校教諭として3年生を担任する中西さん。大学時代は「本当に先生になりたいのか」と悩むこともあったという。しかし3年次の教育実習で小学校教諭になることを決意。「職員室で先生たちが楽しそうに児童の話をしていたんです。その姿を見て気持ちが固まりました」と語る。びわこ学院大学入学の決め手は「アットホーム」なところ。「実家が近いこともあり、入学前から大学祭によく参加し、とても身近な大学でした。先生と学生の距離が近く、学習はもちろん個人的な悩みも気軽に相談できました。」とびわこ学院大学の魅力を語ってくれた。