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毎日のさまざまなシーンでやりがいを感じることが多い点が教諭の仕事の魅力ですが、なかでも児童の成長、変化を実感できることが最大のやりがいといえます。その成長を糧に、休日の時間を使って児童が喜ぶ情報収集に努めている教諭もいます。ここではそんな教諭をご紹介しましょう。
「話し方」「聞き方」の練習
早口で話す先生、ゆっくり穏やかに話す先生、物腰のやわらかい優しい先生や、声が大きい体育会系の先生など、教諭にもさまざまタイプがあるように、児童のタイプもおとなしい子、声の大きい子、リーダー的存在の子、勉強が好きな子、勉強がきらいな子などさまざまです。
30~40人の児童がいるクラスでは、何かを決めるときにどうしても声の大きい子や、自分の意見に自信がある子の意見が中心になりがちです。また、グループに分かれて話し合うときも、リーダー的存在の子の意見が中心になりがちなので、個々の児童の個性を生かすためにも、一人ひとりの意見を尊重するためにも、教諭はさまざまなディスカッション方法を取り入れなくてはなりません。
例えば、学芸会の出し物を決めるとき、リーダー的存在の子の意見を採用すれば、時間をかけずに物事を決めることかできます。でも、あえて児童全員に意見を書いてもらい、その意見を学級委員に読み上げてもらったり、グループ別に発表するなどの場を設けたりすることによって「こんな意見もあるんだ」という気づきをクラス全員で共有できることになります。そして、この学びが「話し方=自分の意見や意思を伝える力」「聞き方=相手を尊重する力」を育み、やがてその基礎力が、大人にとって大切な“コミュニケーション力”へと成長していきます。
休日に情報収集することも教諭のやりがい
教諭の日常は授業の準備、プリント作成、学校全体の運営業務と非常に多忙をきわめるため、休日の時間を活用し、趣味を兼ねて情報収集に努めています。
ある40代の教諭は、休日に図書館に足を運び、児童文学やそれに付随した関連本、コミックなどに目を通す時間をたくさん作っていると言います。この教諭が折に触れて目を通す作品は、灰谷健次郎の『兎の眼(うさぎのめ)』、湯本香樹実の『夏の庭』、湯本香樹実の『ポプラの秋』、重松清の『きよしこ』などの児童文学の名作。この教諭はこれらの児童文学を通して、児童と次のような根源的な問題を一緒に考えていく機会を作っています。
・うれしい、悲しいといった感情はどうして湧き起こるのかを考えていく
・トゲトゲした悪意に満ちたいじめ問題はどうしてなくならないのかを考えていく
・子どもらしいみずみずしい感性の中で命の大切さを考えていく
・老人と子どもの関係性を通して、生と死を考えていく
また、ある30代の教諭は、子どもの心をつかんで離さない昔話や地方の伝承、世代を問わず多くの人に愛される妖怪、人気キャラクターなどへの理解を深めるため、休日に妖怪やアニメの研究本を購入して、最新の妖怪についていの情報を仕入れていると言います。児童とのコミュニケーションを深めるうえで必須アイテムの人気キャラクターに限らず、長い時間の中で老若男女に愛されてきた昔話や地方伝承などへの造詣を深めることは、授業を円滑に運営するだけなく、児童との信頼関係を築くうえで非常に重要な要素となります。
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