福岡県認可/専修学校/福岡
フクオカホテル・ウェディングアンドセイカチョウリセンモンガッコウ
2024年4月 福岡キャリナリー農業・食テクノロジー専門学校/福岡ホテル・観光&ウェディング専門学校より変更
福岡市中央区浄水通りの閑静な住宅街にあるパティスリー「フランス菓子16区」。毎朝の開店直後から客足が途切れることのない福岡を代表する名店です。今回は、同店で活躍するパティシエ井門さんにお話を伺いました。
高校の進路選択の時パティシエに興味を持ちました。というのも、幼い頃に祖母が近所の商店街で買ってきてくれたエクレアの美味しさや幸福感を思い出したから。その後、本校のオープンキャンパスに参加して、初めて本格的な設備でケーキを製作しました。それがすごく楽しくて!実習室など学校の設備の充実や実績のある先生の指導、学校全体の雰囲気の良さに惹かれて、入学を決めました。
2年次、全国のグループ校で競う洋菓子コンテスト「クープ・ジケイ・デュ・ラ・パティスリー」で飴細工に挑戦。いつもは穏やかな先生がこの時ばかりは「やるからには一位を目指せ」と激励してくださったのを覚えています。その時は九州で3位でしたので残念ながら全国大会に進めませんでしたが、その悔しさから現在も毎年、飴細工のコンテストに挑戦し続けています。まずは九州で!そして将来は世界大会での優勝を目指しています。
就職後1年目にはカスタードを担当。ケーキを経て、現在は焼菓子を製作しています。今は季節限定の「マロンパイ」を製作していますが、これは1日に1500~2000個は売れる人気商品。在校中に経験した「ショップ演習」で「素早く正確に同じ味」を求められる大量製作を経験していたことが、現在の仕事に活きています。ケーキや焼菓子など一通り経験したので、今後は店頭に並べられるような新商品の開発にも挑戦してみたいです。