現在、衣装部に所属し、結婚式を挙げるカップルのためのブライダルドレスや和装など、大切な一日を彩る衣装のご提案をしています。やりがいは何といっても、一生に一度の大切な日のお手伝いができることです。初めてご来店された新婦様を見て「この方はこのドレスが絶対にお似合いだ」と直感し、それをご提案して1度で決まったときが最高にうれしいです。新婦様のご希望はもちろん、親御様のイメージや新郎様のお考え、そして予算という壁もあり、決まるまでに何度もお打ち合わせをすることもありますが、お二人の幸せそうな様子や幸せいっぱいの話を伺うと、幸せな気持ちになれるとても素敵な仕事です。
中学時代、いとこの結婚式に出席し、本人たちお二人はもちろん、参列されている方全員が笑顔になっている空間を見て、私もみんなが幸せになれる空間づくりのお手伝いをしたいと思ったことがきっかけです。趣味や趣向の多様化、予算の変化など、フランクな挙式が増えていたので、ウェディングプランナーよりドレスコーディネーターのほうが需要が高いのではないかと思い、この仕事に決めました。盛大な挙式でも、お二人だけの小さな結婚式でも、新婦様の夢を叶え、たくさんの幸せづくりのお手伝いをしていきたいと思っています。
ブライダルについての知識はもちろん、ビジネスマナーやパソコン操作も学びました。特にパソコン(Excel(R)検定)は必須でなかったのですが、今の仕事に役立っていて、取得しておいて本当に良かったと思います。それから着付け。ブライダルはドレスだけではなく、ご本人はもちろん親御様や参列者の方々が和装をされるので、大原で学んだ着付けの技術が現場ではすごく役に立ちます。大原時代の一番の思い出はブライダルショーと模擬挙式です。みんなで企画を考え、本物の結婚式場をお借りして実施した模擬挙式では、仲間と一緒に一から一つのものを作りあげる喜びと達成感を得ることができました。
アニバーサリークラブ・フラワーガーデン勤務/ブライダル系コース/2017年3月卒/「学生時代は絶対にアルバイトをしたほうがいいですよ」とアドバイスをくれた竹谷さん。彼女自身も大原に在学中、映画館や大型ショッピングチェーン、コンビニエンスストアと、さまざまな場所で接客のアルバイトを経験し、上下関係やお客様との会話術を学んだと言います。「大原では資格や検定をしっかり取得し、ブライダルの知識や技術、マナーを身につける。アルバイトではいろんな人と出会い仕事を経験し、自分がどの職種に合うのか考える材料とする。そうすれば自信を持って就職活動に臨むことができると思います」と、後輩たちにエールを送ってくれました。