大学か、専門学校か迷っています。将来の夢もなく、どっちに行くべきでしょうか。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト 高校を卒業したら大学に行こうか専門学校に行こうか迷っています。将来の夢もとくにないのですが、そういう人はどっちに行くべきでしょうか。 (ぴろき・男・高校2年生)

Answer

迷っているなら大学へ行った方がいいよ。

オリエンタルラジオ中田敦彦さん

夢はひとつだけ選ばなければいけないものではない

イメージイラスト2
迷うならまずは大学へ。いろいろなことをやっていくうちに、自分に向いていることと向いていないことがわかるはず。

大学か専門学校のどちらかに行くことは決めているんだね。とりあえず今迷っているのであれば大学に行った方がいいのかなと、個人的には思う。ただ、そこまでは決めていても夢がないのかー……。正直なところ、オレはお笑い芸人になるという夢があったので難しいな……。でも夢っていうと、一回選んだら引き返せないようもののように感じてしまうかもしれない。だけど、絶対にひとつだけ選ばないといけないわけではないし何度でもやり直せるんだよ。

たとえば、「サッカー選手になりたい」って夢があったとしても必ずしも全員が叶えられるわけではない。目指している途中に「自分には向いていない」って気づいて諦める人も少なくないだろうし。オレも昔サッカーをやっていたんだけど、自分は特別足が速いわけでもないし、背が高いわけでもパワーがあるわけでもない。自分よりも上手い人にたくさん出会って「オレにはサッカーの才能がないな」って強烈に思ったんだ。「自分には才能がない」って思う瞬間はすごくつらいけど、これはすごく大事なことだと思うんだよ。自分に何が向いていないのかを知ることで見えてくるものもたくさんあるからさ。

やってみないと何が自分に向いているかはわからない

オリラジ中田さんインタビュー
「『夢を見つける』というとポジティブな印象がありますが、自分が向いていないことから消去法で削っていくというネガティブなやり方もあると思うんですよね」と中田さん。

夢を見つけるには、自分には何の才能がないのかに気づくことも必要なんだ。だけど、やってみないと向いているのか向いていないのかもわからない。だからまずは興味のあることをやってみるといいよ。やってみて「なんか違う」「向いてなかった」を繰り返していくうちに最後に残るものがあると思う。それが夢の答えなんじゃないかな。

高校卒業後に大学の薬学部に行って大手の薬品会社に勤めていた同級生がいるんだ。働いているうちに「薬品を作るだけじゃなくて直接患者さんと向き合いたい!」って思って、今医大に通っているんだよ。やってみて違うと思えばいくらでも方向転換はできるんだよね。何回もいろんなことを経験できるから、すごく分厚い人生でそれもいいなって思うよ。大学でいろいろなことにチャレンジしてみて、夢を見つけていくといいかもね。

まとめ

夢を見つけるためには、まずは興味があることをやってみよう。
「やってみて違った」と思う経験を重ねて、最終的に残ったものが自分の夢かも。

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